murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ネットで相談されたこと 1

お店のHPを通じて、地元でない方から相談を受けることがあります。
今までに「近視だって言われたけど、メガネを掛けなくちゃいけないのか」とか、「子どものメガネはいくらくらいが適当か」とか、頻繁じゃないですけど(ていうか1年に1度か2度くらいあればいいほう)店のHPについてるメールフォームを使って相談が送られてくるんですが、一応ね、ちゃんとお答えします。そりゃ、お店に来てくださいね、って言う一言は付け加えますが、文面から地元でないとわかる場合にはお近くの専門店に相談されたほうがいいですよとか、眼科に行ったほうがいいですよ、と書き送ります。まぁほとんどがそうです。
ジュエリーとかだったら、オンラインショップをオススメしてそっちで買ってもらうこともありますけど、メガネはそうも行かないし・・・最近はオンラインショップで処方箋を送るとメガネを作ってくれるお店がありますが、それこそ昨日書いた話じゃないけど『フィッティング』が全くされてないメガネを売って、掛け心地が悪いときは近くのメガネ屋さんで調整をお願いしてねって言う販売態度は、無責任に思えて私には出来ないなぁと思ってることなんで、ウチではオンラインショップではメガネは売らないんだけど、知ってることはお教えしてもいいだろうと思って来た相談にはお返事してます。

しばらく前に、そうだな、3年くらい続いて時々メガネのことでメールをくれる方がいました。関東方面の方でS面の度数が−5.00Dくらいで、それで当時発売されたばかりのHOYAのセンスビット(http://www.vc.hoya.co.jp/frame/sensebit.html)の中でどの色が自分に一番に合いますか、と言うのが最初の相談でした。
メールでです。
参りましたよね。
初めてのときは、お名前とそこから女性だと言うのしかわかりませんでした。文面で厚みを気にされているのはわかったんでできるだけ小さめで楕円のレンズフォルムと、女性だからと言う先入観が私のほうにあったのでフレームカラーはピンクとパープルを勧めたんですが、それと同時に是非来店して実際顔に掛けてほしいとお願いしました。
でもそれが失敗だったんです。
自分の顔には女らしいピンクなんて合わないから、しかも楕円は顔が丸くて似合わないから、「女性だったらこの形がいい」と私がそう伝えたことをHOYAのお客様相談室に聞いたらどんな形でも性別関係なしで似合うように設定してあるので、女性だからこの形、と決めてはいない、とそう返事が来たといわれたんですね。メールでですが。

うーん・・・・・これには参りました、っていうか、どうしたらいいのかな、とちょっとね、話の方向をどうしたらいいのかと考えたんですね。まず、私の店には来る気はないとはっきり言われました。遠すぎるから行けないということです。なら相談に乗るのもおかしい話じゃないかって、同僚には散々言われましたが、なんかその方が話を聞いて欲しいという感じが伝わってきてたので、しばらく付き合うかな、と思ったんです。
で、実際に顔を知っている訳ではないのでなんとも言えなかったのは確かなんですが、こちらの先入観でお勧めして申し訳なかったと返事を送ったら、それっきり何ヶ月もメールは来なくなったんです。
ウチの店に来る気はない、と言っていたのでどこかで相談してるのかな、と思っていたんですが、私がすっかりそのことを忘れた頃にまたメールがやってきました。
今度は新しく作ったメガネが気に入らないのはどうしたらいいか、と言う内容だったんです。で、作ったメガネは『センスビットのブルー』で横に広がったバタフライタイプの細身の形、と言うんですが・・・・・
掛けてると耳が痛くなってくると言うんですけどね、作ったお店にはもう何度も行って2回作り直してもらったと言うんですが、要は掛け心地が悪いのをそれが何故なのか納得したい、ということだと言うんです。


参りましたです・・・この話、また続きを書きます。