murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ピントが合わないって記事

アサヒカメラ7月号で、「ピントが合わない!?」という記事を読んでるんですが、なんだかね、最初のほうに出てくる球面収差とかピントが合っているとみなす範囲の許容錯乱円だとかっていう部分を読んでいるとどうにも前職のメガネ屋さんのときの気分に近くなってきますね(笑)
こういう記事を読むとやはり人間の目というのがいかに精密であるか、高性能であるかということを実感しないわけには行かなくなるんですが、まぁでも今はカメラに対してどうよって観点でみていかないとね、いけませんもんね。
面白いのはやはりここでも「レンズの収差」がピント位置のずれ、乱れに影響しているということで、そりゃ冷静に考えれば当たり前のことなんだけれど球面収差の大きいレンズはメガネのときと同様カメラに写す被写体もぶれて写してくるわけだ。でもそれを意図的に利用したのがソフトフォーカスレンズだというのも納得だし、以前ニコンの営業さんに聞いたようにカメラ用のぶれのないレンズを作るとしたら精度の高いレンズを何枚も組み合わせるんだから1本10万や20万は当たり前ですよっての頷ける。なんたって精度の高いメガネレンズは1枚1万円くらいはするものだからねぇ。
AFの話になってくると専門用語が多くてまだいまひとつすぐにピンとわかるってのも少ないんだけど(まだまだだなぁ・・・)微妙にわかんなかったことやどうやったらいいかのヒントもあってなかなかためになりました。
こういう本って自分で買うと高いんで以前はいいなーと指咥えてたようなものだけど、会社で読めるとなるとありがたいよねー