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murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

スポーツ撮影〜学校行事撮影で思うこと

複数の学校の卒業アルバム作成のためのさまざまな写真撮影を担当させてもらっているのだけれど、単純に「写真撮影」と一言でくくりきれない違いがそこにはあるのだ!と特に学校の先生にお伝えしたいなーと実はいつも思ったりしているのですよ。

卒業アルバム用としての撮影項目は多岐にわたってまして、クラスメイトの顔写真が載る「個人写真ページ」や先生方の顔写真もしくは集合写真が載る「恩師のページ」あとは学年ごとの行事を載せるページやこれがメインとも言える「体育祭」「修学旅行」などの学校生活における一大イベント専用ページもあるんですが、どれもこれも細かく言うと撮影方法も機材も違うのよね。で、一番手間がかかって撮影場所も様々で一日張り付いてるのが通常で仕事としては面倒だけど使われるコマは一部活につきせいぜい2〜3コマって結構少ない、ってのが「部活動スナップ」のページの撮影。

今年は中学校の全市大会のほか、高校の春季大会の撮影で市内ばかりでなくいろんなところに行ってきました。サッカーやバスケットボール、ハンドボールなど、動きの多いものはほとんど任されましたね。
サッカーを撮りに行ったときは300ミリの望遠を持っていったけどなかなか画面がうまく作れなくて、しかもサッカーグラウンドって思ってたよりも広いんですもん。ボールを追いかけるのがせいぜいで後でモニターで確認したらいいと思ったシーンがピンぼけ、なんてのがかなりあったから、スポーツ撮影は枚数撮らないと無理、と言われてきたのが実感しましたよねー
でもそのサッカーの試合撮影が楽だったんだと思わせたのが次のバスケットボールの撮影。もうね、全然速さが違う。コートの広さも関係しているのだと思うけれど、それと足で蹴るのと走って手でボールを扱うのとの違いもあるんだろうけれど、バスケットボールのボールは「見ていると追いかけられない」(汗)
高速連写で見込みで位置決めしてゴール下で狙う、っていうのが基本であとはゴールまで突進してくるのを縦位置で狙うしかないと思いましたね。その場合長い玉はあったほうがいいけどそれよか近くまで寄れるズームレンズが欲しいなぁと切望したわ。このとき持っていったのは18−200ミリのズームをつけた7Dと55−250ミリのズームをつけた60D、それと300ミリF4の単体と24ミリF2.8の単体。55−250だと寄りたい時に寄り切れないし、18−200だともうちょい先まで写らんかな、と思ってしまった。レンズ変えてる暇はないしカメラ構え直してるだけでも試合状況が変わってるし間に合わないことしばしばで、キャノンさん、できれば純正で18−250ミリの欲をいえばF2とかF1.8とかのレンズを作ってくれ!とマジで思いましたね。サードパーティ社製のレンズならそこをカバーするのも出てるけど、撮り比べるとうーん…と思うこともあるんでやっぱここは純正のレンズが欲しい。28−300ミリのF3.5もいいんだけど、体育館の撮影だとほんとはもうちょっと明るいほうがいいんだよなー(あうう)ともうね、行くたびにあれが欲しいこれが欲しいと思うのでスポーツ撮影は身の毒です。
でもそれを上回ったのがハンドボールの撮影だったのですよ!これはねー、参った!!
速さが違うのもそうだけど、選手のみなさんが宙を飛ぶじゃん!構えてても頭が見切れるじゃん!おわーおわーと思っているうちに試合は進んでくじゃんーーーー
今思うに、このハンドボールは50ミリのF1.8クラスのレンズ1本でもなんとかなるかもしれん。いや、今だから言える、あんときはバスケットボールと同じ2台体制で行ったんだけど、画面の醍醐味はやっぱゴールシーンでしかも高さが必要だから18ミリで見ているよりは50ミリで広く見てるほうが絵になったような気がする。しかも会場は見た目明るいんだけど光量としては足らないからシャッタスピード稼ぐには感度5000まで上げないといけなかったし。
また、このとき強く感じたのは選手のみなさんのユニフォームの色にものすごく引っ張られるな、ということ。外での撮影時にはほとんど感じないしその前のバスケットボールのときは白と黒のモノトーンだったからさほど気にならなかったのかもだけど、この時は前の試合に黄色の鮮やかなユニフォームの学校があってそこで試しどりさせてもらってたときはむっちゃ調子が良くて意外に写りがいい、と思ってたのにいざ本番になったらその学校のユニフォームが濃い臙脂で、色のノリも画面映りも段違いで暗すぎる…設定が同じでは全く絵にならない、と言う状況になって焦りましたね。
同様なことが先日の婚礼スナップを撮りに行ったときに起こって、真っ黒な礼服とウエディングドレスの白だと同じ場面でも設定変えないと写らない!!!とこれもまた焦りました。顔に出さないで焦ることができるようになってきたんでなんとかなったけどー

学校行事はまだまだ続くんでそのたびにどんな設定でどんなレンズで撮るのが一番か、って考えなくちゃならない。カメラだったらシャッター切ればなんでも写るのかと言ったら大間違いで、イベント撮影でくらーい体育館での撮影を予定して行ってるのに撮影途中で外の炎天下でクラス集合をとって欲しい、なんてその場で言うのは勘弁してー!と言いたくなるんですよ、うん。