murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

花粉症と果肉過敏症

今まで知らなかったのですが、「白樺」の花粉症がこの5月6月最盛期を迎えるそうです。いやーだー、知らなかったですよそんなの!
白樺と言うと、本州だと標高のの高いところ、たとえばこれから先の季節は毎年奥志賀高原のほんと山奥にある雑魚川に釣りに出かけるんですが、道からすぐ見えるところいたるところに生えている木ですし、北海道の親戚のうちには庭木としてありましたけど、この「白樺花粉症」と共通抗原をもっているものに「りんご」があるそうです。
共通抗原?とはなんのことなのか、と思って調べてみました。すると、花粉症の人で新鮮な果実(なんでも無農薬のほうが確率が高いそうですが)を食べて喉がひりひりする、かゆくなる、腫れる、などの症状が出ることを口腔アレルギー症候群(OAS)といい、日本ではあまりなじみがないですが白樺の多い北欧ではナッツ類でも過敏症になる場合が報告されているそうです。しかし、最初に見つかったのは白樺とりんごの共通抗原なんだそうです。
これはスギ花粉やヒノキ花粉、ブタクサ花粉稲花粉症でも見つかっているそうで、考えてみると花粉症であると言う時点でアレルギーを持っているというわけで、アレルギーの出るものと同じ「抗原」を持っているものに対して同じような症状を出すのだと言うことなんだと思います。
代表的なものはシラカバ、ハンノキ花粉症はバラ科の果物「リンゴ・モモ・サクランボ・ナシ・イチゴ・ビワ」など ナッツ類「ピーナッツ・クルミ」など
スギ、ヒノキ花粉症 「トマト・メロン・リンゴ・モモ・キウイ」など
イネ科花粉症 「トマト・メロン・セロリ」など
ブタクサ、ヨモギ花粉症 「メロン・セロリ・ニンジン」など
私は特に春先になるとメロンで喉がイガイガになるので、それが何でなのかわからずにいました。桃を食べてもそういえば口の周りがひりひりすることがありましたし、その後しばらく他の食べ物が美味しく食べられないこともありました。でもまさか花粉症との関係で過敏症になっていたとは思わなかったし、そんな症状があると言うのも全く知らなかったのです。
このほか、ラテックスゴムの過敏症(鼻パットで柔らかい素材のものなんかで鼻の周りの皮膚が紅くなる方はこれを心配したほうがいいかもなんです)の方は「バナナ・アボカド・クリ」で同じような症状になるそうです。
なんだかなぁ・・・ニンジンがブタクサ花粉症と同じ抗原を持っているのかと思うとうーん、と考えますが、これは「生食」でなければ症状が出ない・反応が激減する、といったことがわかっているそうですので、加熱して(調理して)食べようと思います。
また、花粉症だからといってこれらが全部当てはまると言うものではないですし、花粉と違って口の中に入らなければいいので少しでもおかしいなと思ったものは大量に食べない・摂取を控えるといったことで対策は取れるのです。
私はメロンは大好きなんですが、やはりイガイガするのであまり食べなくなってずいぶん経ちます。今年も親戚から送ってもらったメロンは一口でやめちゃって、あーあ、と残念に思いながら旦那にあげたんですが、過敏症だと言うのなら残念に思わないで「過敏症なんだもん」とエラソウにしていようと思いますね(内心かなり複雑ですが/笑)


参考HP 
インターネット医科大学 http://health.nifty.com/cs/catalog/idai_qa/catalog_5009_1.htm




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