murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

夏はやっぱりサングラス!

いつもお世話になっている中山眼鏡さんのHP(http://www15.ocn.ne.jp/~tokyonoc/)でWEBCGカーグラフィックのなかのサングラスの記事を紹介してました。これがなかなか渋い内容なのでご紹介!
夏だ!サングラスだ!イタリア人検眼士ブルーノさんに聞け http://www.webcg.net/WEBCG/essays/makkina/e0000021483.html?pg=1
イタリア人はサングラスが大好き、という話題から入ってますが、日本人は瞳の「虹彩」の色が黒または濃い色がほとんどですが欧米ではここの色が薄いために目の色が薄い色やブルーになったりするのですね。それは「メラニン色素」の量の違いなんですが、このメラニン色素量は人種もさることながらその土地の風土にも影響されているんです。太陽光線の強い、照射量の多い国では紫外線の吸収を防止するため虹彩内にメラニン色素を大量に蓄積して黒や濃い茶色の瞳になり、太陽光線が弱く、照射量が少ない国では蓄積するメラニン色素の量が少なくなるので、茶色や青色の瞳になるとのこと。メラニン色素は有害な光線である紫外線から目や肌を守ってくれる色素なので、これが少ないとやっぱりまぶしく感じてしまいます。なのでサングラスが必要、ということなんですね。(でも瞳の色が黒いから紫外線はそこで完全に遮断できるというわけではないですから、日本人だって紫外線対策にサングラスは必要ですよ!!!)
カーグラフィックの記事なので車とドライバーに関しての情報が満載ですが、特に2ページ目の「収差」については必見!安いサングラスとちゃんとメガネレンズとして有効であるサングラスレンズとの違いが、この収差を基に書かれています。「収差」とは簡単に言うと見えている光に起こるずれのことで、このずれ幅が大きいとどんなに濃い色のレンズでもまぶしくてかけていられないという状態になります。安いサングラスで色は濃いけど長く使っていたら目が疲れてしまったとか、大して濃くない色なのにトンネルに入ったとたんに暗く感じてしまって怖かったとか、そういった症状はもしかしたらこの収差が影響しているのかもしれません。
紫外線対策には、目そのものへの見え方も意識してサングラスとそのレンズを選んでいただきたい。このCGの話題はそのためにぜひ読んでいただきたい記事です。
こちらも必読!アイプロテクションレンズ http://www.eyepro.jp/