murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

近視治療手術後の近視の進み

今日ご来店されたお客様は、14年前にレーシック手術を受けてよく見える目になっているはずなのに、職場の健康診断で視力が相当悪いといわれてメガネの着用を考えたほうがいいということになって、一体どういうことなのか調べて欲しいと来店されました。
お話をお聞きすると、厳密には「レーシック」ではなく角膜に放射状に切込みを入れて屈折率を変える「アールケー」という手術に近いものだとわかりましたが、実際にはどのような手術が行われたのかは判断できません。しかし、手術した当時は視力も1.0まで出て、メガネもコンタクトレンズも必要のない状況になり快適だったとのことです。その後お仕事の関係で近距離での作業(パソコン業務)が長く続き、見え方に変化があるようには思っていたけれど「普通に見えている」という意識があったのでメガネの必要性も眼科に行くこともなかったというのです。しかも昨年の基本健康診断では両眼で1.0は出ていたと仰るので、なおさら「相当視力が悪い」といわれたのはショックだったようです。
一応、見え方をお調べしてどのような状況なのかを確認させていただいてからどうしたらいいのかをお話していこうと思い、オートレフで見させていただいたところその時点で乱視が−4.50D、そのほか右には微弱な近視が左には微弱な遠視が必要データとして出てきました。
乱視がこれだけあると、縦と横の見え方に相当な差が出てきますから見えにくいとは思います。もともと乱視はあったとのことですのでそれが影響しているのか、または近視治療手術からくる後発的なものなのかは判断できませんが、裸眼だけでははっきりものを見るのは難しい状況になっています。
ご本人は乱視の矯正をしたメガネを掛けていただいて、座った状態ではよく見えるといっていただきましたがやはり立ち上がるのは怖くてできなかったですし、乱視を−3.00Dまで落としましたが今までの見え方とかなり違うということもあって、眼科で相談してからメガネを作ることを考えるというお話になりました。
私にはこの関連性はわかりませんが、近視治療手術後時間経過とともに視力にも変化が出ることは、やはり考えていかないといけないと思いました。