murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

目のマッサージ

遠視のお客様とお話していたときのこと。なんたって手元を見るのがもともと苦手な目の性質をしているというのにお仕事がパソコンを使わないと出来ないとのことで、メガネも遠用・近用・パソコン用と3つを使い分けてらっしゃるのですが、以前お話した「疲れたら目の上を温める」というのを実践してくださってなかなかいい感じに疲れも分散できるようになったと、そこまではよかったのですが。
夏になって暑くなってきた温かいタオルを作るのも大変だし何とかならないかなーと仰るのですね。
気持ちいい、という感じが欲しいのなら夏は冷たいタオルでもいいのですが、できればタオルも使わないでその場で出来るものがいい、というのです。うーん、となるとマッサージですが自分でやっててこれはいいなと思うのは、目のちょうど真ん中辺りからずっと下がって、顎の水平ライン、口の両脇くらいのところに人差し指を当ててポンポンポン、と目の下のところまで5回くらいで着くように押していくというもの。押しすぎると痛くなるのでちょっと力を入れたかなくらいでやめておきます。最後は頬骨の上あたりまでで、それ以上いくと眼球に触るので気をつけてください。これはお風呂にはいっているときにやると効果的ですが、目が疲れたなと思うときでもOKです。
また、目も周りのつぼを刺激するのも効果があります。代表的なのはこの6つ。
1 攅竹(さんちく) 眉毛の鼻側  疲れ目などに効果あり
2 魚腰(ぎょよう) 眉毛の真ん中 目がピクピクする時など
3 絲竹空(しちくくう) 眉毛の耳側のくぼんでいるところ
4 晴明(せいめい) 目頭と鼻のあいだのくぼみ
5 承泣(しょうきゅう) 目の真下辺りのくぼみ かすみ目などに
6 太陽(たいよう) 目尻と眉尻のあいだからこめかみのほうに少し入ったところのくぼみ 精神安定にも
どこを必ず何回という決まりはないそうですが、気持ちいいなと思う程度の力で5〜8回くらい、「ギュウッ、ポン」というリズムで押していくといいです。目元のマッサージはあまり力を入れすぎないことが大原則なんですね。力を入れすぎると大事な眼球に影響しますので、気をつけてください。
マッサージのことをお伝えするとどこまで覚えていられるか、というお話だったんですが、触ってみるとつぼといわれているところはほかよりもとにかく「気持ちいい」んです。疲れたなぁ、と思ったら一休みついでにマッサージをされるといいですよ!