murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ペイリン氏のメガネ

今朝の「めざまし土曜日」の「デキカタ」コーナーで話題になったアメリカ副大統領候補サラ・ペイリン氏のメガネが福井県の増永眼鏡のフレームであると言うお話、興味を持ったので増永眼鏡のHPをあたってみました。
増永眼鏡 http://www.masunaga-opt.co.jp/
9月8日の記事として、その話題が載ってます。ペイリン氏のメガネは川崎和男氏(福井市出身デザイナー・大阪大学大学院教授)がデザインした同社の「Kazuo Kawasaki Ph.D.」と言うブランドのもの、品番はMP−704、このフレームはショップ契約が必要なようで増永眼鏡直営店と川崎和男取扱店にて販売しているとのことです。うーん、ウチの店でも扱えるのかどうか、問屋さんがお休みなので確認できない・・・・・
上記HPのオンラインカタログで見る限り、この品番に関してはカラーバリエーションは少ないですね。ゴールド・シルバー・グレイ・ブラウン・ダークグレイ&ブルー(テンプルの内側がブルーになっているお洒落なデザイン)と、どちらかと言うと弾性ムキかなとも思うんですが、全体的にユニセックスと捉えていいんだと思います。他の品番では同じヨロイの構造で丸に近い形やもっと細身もあるので好みでいろいろと選べそうです。カラーもプラスチックテンプルを採用しているものは黄色や赤の鮮やかなのがありました。見ている分にはいいけど顔に掛けるには勇気がいりそうです。
テレビでフレーム製作工程を見たところ、レンズを押さえる部分(ヨロイと呼んでいるところ)が1本の棒を2回折り曲げていたようで、レンズを止める部分はネジは使わずにレンズ本体に1つ穴を開けてそこにまずパーツの先端を入れ込んで、脇の2点でホールドすると言う、いわゆる3点止めの構造をしていました。金属の復元力を利用したというところでしょうかね、レンズの穴の開いた部分の側面までの幅を、金属で挟み込んだと言う感じです。チタンは強い素材ですから、無理にそこの幅を広げようとしない限りそのホールド力は衰えないでしょうから、上手く考えているなぁと思いました。テンプルを広げる時には外側に力が加わるわけですから、そのたびに増し締めしているようなものですからね。でもそうなるとその方向に必要以上に力が加わるとレンズが痛むわけで、強度のあるレンズでないと加工は難しいんだろうとも思いました。まぁ、1.60の屈折率のレンズで行くのが一番いいでしょうね。加工はメーカーによるコンプリートオーダー(完成品)のみなんだろうか・・・?でないとこの幅の間隔を削り間違うとマズイよなぁ、と受注しているわけでもないのに心配ばかりするし(汗)
ところでこのメガネ、同型のものが11月21日まで福井県庁の1階に展示されているそうです。こちらはネットニュースで読んだ内容ですが、この川崎氏のメガネは有名・著名人が多く使っているそうで、ヒラリー・クリントン氏やラムズウェルド氏、パウエル元国務長官も愛用者だそう。挙がっている名前には日本人よりも外国人が多く、しかも政治家が多かったです。
増永眼鏡さん自体はすごい老舗のメガネフレームメーカーさんで、一般には「KOKI(コーキ)」という本当にベーシックな、オーソドックスな枠を作っているのでメガネ屋さんにいったら一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?昔眼科併設のメガネ屋さんにいたときには、DX1000番台のメガネフレームをよく販売させていただきましたよ。上下幅がしっかりあって落ち着いた雰囲気になるんで眼科の先生には評判良かったです。
しかしこのペイリン氏のメガネ、ますます気になるメガネですね(笑)月曜になったら問屋さんに聞いてみよう〜〜〜




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