murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

「結露」を防ぐには

昨日の補聴器の話で、「結露」が起こると補聴器の音がでなくなったりする、という件で、自分で書いてて恐縮ですがじゃあ「結露」は未然に防げないのか、という部分が欠けていたので追加させていただきますね。
「結露」は温度差で起こるので、補聴器を耳に入れる前に両手で少し暖めてから耳に入れるとか、暖房機などで暖まっている部屋の中でたとえばテーブルとかコタツの上で少し出しておいてちょっと温まったところで耳に入れるとか、ほんのちょっとしたことなんですが補聴器自体の温度がすごく冷たいと思える状態でないところにしてもらえるといいと思います。
ただ、補聴器を直に暖める、暖房機やドライヤーみたいなもので暖めるのは絶対にやめてくださいね。補聴器って言うのはあの小ささの中にレシーバーやアンプや、高性能な機械がぎっしり詰まってるんで、暖めすぎて膨張や変形すると機械が壊れます。
またこれから先の季節、暖房のおかげで空気が乾燥し、補聴器の電池の自然放電が促されて電池が若干ですが早く消耗することがあります。今まで2週間もっていた電池が12日前後で消耗する、故障や不良品ではないかと言われることも少なくないんですが、冬場はどうしても電池の持ちが悪くなるような傾向にあるようです。補聴器を使っていらっしゃるのは高齢の方が多いので電池を余分に買っておいて、2〜3ヶ月後に使ってみたら以前よりも消耗が早い、どうしてだろう、とご相談を受けたこともあります。音量を大きくして電池自体の消耗量が増えるということもあるんですが、この時期は環境的にも放電が増えることもあるということを理解していただいて、電池の買い置きはあまりたくさんしないでいたほうがいいかもな、とは思ったりします。