murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

はじめての遠近両用メガネ作り

遠近両用キャンペーンも今日明日の2日限りとなりました。期間中に既に一個作ってくださっている方かっらもう一個追加のご注文があったり、お久しぶりのお客様からレンズ交換のご依頼があったり、ずっと大雪で客足が遠のいちゃったかな、と思っていた日曜だったのですが午後からは結構忙しかったです。
そんな中、私の友人が遠近両用メガネを作りたいといってきたんですが、よく考えてみると彼女は一つ年下で自分も去年加入度数0.75Dで作ったばかりだったので、状況的には似たようなものなのか、それとも仕事がデスクワークなものだから私よりも近くで目を使う率が高いのかなぁと思ったんです。で、実際調べてみると近視で−3.00Dくらいの度数なので、ちょうど25〜30センチだと自己の調節力もあるからメガネを外せば全く問題ないのだけれど、その「メガネの掛けはずし」が一日に何回もになるととてもわずらわしい、というのが遠近両用を希望する理由でした。まぁ、やっぱり私と同じような状況だったんですね。
はじめての遠近両用の装用テストですので、一番のスタンダードタイプ「P−1ウイング」の14ミリから使ってみてもらいました。今回最初から16ミリのテストレンズを使わなかったのはフレームの上下幅が小さめのものを希望していたからです。累進帯が14ミリであれば、遠用のアイポイントをセンターから1ミリまたは2ミリ上げで加工することによってフレーム上下幅は30ミリのものが使用可能になりますので、それを説明してからテストに入りました。
加入度数は0.75Dと1.00Dどちらでもあまり変わらないということだったんですが、時刻表や新聞の株式欄の大きさを見てもらうと目線の動きが楽なのは1.00D加入のほうということなのでまずは加入度数が決定。レンズはP−1ウイング、P−1リガード、サミットプロ、サミットプレミアムのどれを使ってもあまり変化が感じられないというので一番手ごろな価格のP−1ウイングになりました。自分でテストレンズを使ったときにはかなり変化を感じたんですけど、実際のレンズ(私はサミットプレミアムを使用中)となってメガネにしてしまうと加入0.75Dはほとんど度数の変化を感じません。顔をグーッと持ち上げると離れたところがぼやけるとか、やはり手元の細かい作業の時には近用部分で見るとはっきりするなぁというのがわかりますが、そのほかのときは遠近両用レンズであることを意識しないで使っていられるので、このくらいの加入度数(0.75Dや1.00D)ではじめると遠近両用レンズでよく言われる「側面の揺れゆがみ」に慣れやすいだろうなと思うのです。
「顎を突き出すと見えるんよ」と友人にジェスチャー付きで言うと、同じようにテスト枠でやってみて「ああそういえばそーだわー」と向き合って顎を出したり引いたりしてたんで、はたから見たらおかしかっただろうなぁ(汗)
彼女からは「どのくらいでレンズ交換の時期が来るのか」ということも聞かれましたが、40代のうちは意外に早く交換したいと思うときが来るかなぁ、と返事しました。1年とか2年とか、よくもって3年、だけれど40歳代から50歳代にかけてが一番「手元の見え方」に関しては変化するときだと思うんですね。(参考:「見たい」つながりで、今日は手元用の度数の話 http://d.hatena.ne.jp/k-hisari/20081029/1225267007
年齢別距離別加入度数表
f:id:k-hisari:20081029164644j:image
この表で見ると単純な話、40歳のときに裸眼もしくは正視と同じ状態になるように矯正してあるメガネをかけて見ていられた35センチの距離が50歳になると最大で1.50Dの度数をプラスしないと(=1.50Dの老眼鏡をかけないと)きちんと見えなくなる、ということになるんです。たった10年で調節力は2.00Dも下がっていくということもわかる。ここに見えづらいのを無理して目の疲れが重なると悪循環になりますから、自分でメガネを使っていて「見えづらい」と感じたときが変え時だと思っていて、と話しました。
うーん、しかしこれで友人にも遠近両用仲間が増えましたね(笑)うまく使いこなしてもらって、このメガネがいかに便利か広めてもらおう〜〜〜




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