murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

子供の近視はなぜ進むのか?

今日は偶然にも同じような状態で近視が進んでいる小学生と中学生の男の子のお客様が2件続きました。二人とも両親ともに近視で、学校に上がる前からメガネが必要だとわかっていて、メガネをかけ始めてからはだいたい2年ごとに度数が上がっていって、今回は以前のときよりも8段階くらい度数が上がっている(なのでマイナス2.00Dくらい度が進んでいる)状況で、今現在は教室の真ん中辺りから前でないと黒板の字がしっかりと見えない、けれど見えているから問題ないといって結構の間目を細めてものを見ていた、というもの。うーん、このパターン、かなりあります。
近視が進む要因はすごくたくさんあると思います。それこそ、あなたの近視はこれが原因です、と言い切るのは不可能だと言っていい、複合性のあるものだと思うし中には突発性のあるものもあるだろうし、遺伝的要因だってあると思います。ここらへんは今までも結構書いてきたんで読んだことのある方もいると思いますが、ホント近視がどうやって進むのか、この先どこまで進むのかはさっぱりわかんないと言ったほうがいいです。わかったら先に知りたいと思うくらいです。冗談じゃなく、先に知ることができたら、予防もきちんとできますからね。
成長期の子供の近視が進む要因の一つに、骨格が大きくなるので当然ながら頭蓋骨も大きくなって、目の玉の入っている「眼窩」と呼ばれるくぼみも大きくなるので結果眼軸(眼の長さ)が伸びて角膜(眼の一番前)から網膜(眼の一番後ろ)までがそれまでよりも離れるので、その大きくなった差が近視となる、という説もあります。男の子の中には1年で10センチ以上身長が伸びるという例もありますから、そうなってくると近視が進まないようにすると言うのはなかなか難しいと言えると思います。
でも一ついえるのは、近視が進んで今までよりも見え方が悪くなってしまった場合、それをそのまま放っておいても治ることはないし、ぼやけた見え方でなれてしまったら反応は悪くなるし、QOL(生活の質)が下がることは間違いありません。
日本眼科医会の「目についての健康情報」のコーナーhttp://www.gankaikai.or.jp/health/ で、子供の近視についてや最近のテレビゲーム・パソコンに起因する「IT眼症」を詳しく説明しています。そのほか目の健康について、知識として勉強する内容がたくさんあります。疑問だったこともなるほどーと納得できたことがたくさんありました。すごく参考になります。

参考HP
日本眼科医会 http://www.gankaikai.or.jp/
目についての健康情報 http://www.gankaikai.or.jp/health/




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