murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

手作り日食観測器

日食グラスが手に入らないまま明日皆既日食がやってきますが、先日もお伝えしたとおりここ新潟では部分日食率68%、なんですが降水確率は30%、柏崎では午前9時の降水量が1mm風速が4mの予報でものすごく「超微妙」なお天気になりそうです。昼からは晴れ間が見えるということですが、それじゃあ遅いんだよなぁ、とちょぉぉっと心配ですね。
今朝はどこのテレビ局でも必ずこの皆既日食の話をしていて、最新の観測機では多少の曇りでも日食の撮影が出来るということを話してた人もいたので、テレビでのライブ中継やネット配信で確実に日食を見るというのが一番いいのかもと思い始めています。曇りだったらそうせざるをえないんですが、もしもお天気になったら、もしかしたらチラッとでも晴れ間が出たら、やっぱりこの眼で見たいよな、とまだ思ってるので(笑)より安全に太陽を観測する方法を探してみました。
太陽は「直接見ない」というのがまず大事なんですね。紫外線はプラスチックのメガネレンズである程度カットできますが赤外線はカットできませんから、太陽光を直接目に取り込むことで起こる異常を防ぐためには、直に絶対に見ないということが大事なんです。そのための日食グラスがあれば心配はないんですが、それがなくてもいろんな方法で太陽を見る事ができるんです。
1 これは正確に見るというものではないですが風情のある見方で、庭に大き目の洗面器やおけに水を張ってそこに映る太陽を見るというもの。ご近所のお年寄りに教わりましたが、その方は子供のころ学校の先生に教わったんだそうです。うーん、どう見えるんだろう?でもなんかやってみたい気はします。
2 木漏れ日に映る太陽を見る方法。これも風情がありますが、木の葉に無数に映る太陽がすべて欠けてるというのはそれはそれで滅多に見る事ができないものだなぁと思います。
3 ピンホールの原理を使う方法。図書カードやテレホンカードのような端にパンチングで穴が開いているカードを使い、その穴を通ってきた光を壁などに映してその影を見るというもの。あんまり大きくは見えないそうですが、一番お手軽かもです。
4 ピンホール式の太陽観測器を作る。明石の天文科学館の学芸員の方々が考案した取っても簡単で身近にあるものを使ってできる観測器で見る方法。神戸新聞のサイトに造り方も載っています。http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002083165.shtml 必要なものは 黒の画用紙 紙コップ2個 トレース紙 輪ゴム 黒のフェルトペン と新たに用意してもさほど高くなさそうなものばかりですが、掲載された写真を見る限りこれで太陽を見るとまるで望遠鏡を使っている感じです。
作り方は、
1 2つのうち1つの紙コップの底の外側の面を黒く塗り、千枚通しやコンパスの針などで直径1ミリの穴を開ける。
2 もう一個の紙コップの底をはさみ等で切り抜き、トレース紙を張って輪ゴムやテープで固定する。
3 黒い画用紙を筒状にして輪ゴムでとめる。3箇所ほどでいいけれど、筒の長さを長くするほど太陽は大きく見えるとのこと。
4 両側からそれぞれ紙コップを差し込んで出来上がり。
底を黒く塗って穴を開けたほうの紙コップが太陽のほうを向くように観測器を持って観測する。

いやいやいや、これはすぐにも作れそうですね!早速用意してやってみます。

参考HP
神戸新聞 明石の天文科学館「手作りの日食観察器」 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002083165.shtml
富山市科学博物館「日食の安全な観察方法」  http://www.tsm.toyama.toyama.jp/curators/aroom/kaisetu/taiyokansatu.htm




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