murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ありがたいと思うこと

なんか、朝から「あなたが居てくれてよかった」と言われてます。最初はメガネの型直しで、HOYAのパドリームのレンズが外れた、と言うのを直して、そのお客様が掛けてるメタル枠が顔に対して斜めになってたのでそれも直しましょう、とこちらから言って掛け心地の確認をしているときでした。
そのメガネは実はウチで作ってもらったパドリームのレンズがしょっちゅう外れるので(その原因はたいがいがお孫さんにぶつかられた時、と言うんで怒るに怒れないそうですが)息子さんが同じ度数でウチではない店(市外とのこと)で作ってくれたものなんだそうです。まずはウチで作ったメガネがレンズが外れやすいというのも問題なんでそれは直しました。
ところでその作ってもらったメガネがどうにも掛けづらい、と常日頃思っていたけれどそれも言い出せなかった、と話してくださって、どのような状態なのかと見せていただきましたがフィッティングが全然合ってないのと両方ともレンズは遠近両用ではあるけれどメーカーも設計も全く違うものなので、掛け慣れてるものと違ってるんですね。揺れゆがみの大きいレンズが入ってたんでなかなか大変だとは思いました。
で思い切ってメガネの位置を下げて、歩くのに支障がない程度までフィッティングを変えてみたら何とか使えそうだと言っていただけました。
また使いづらかったらいつでも来てくださいね、とお話したときに「あなたが居てよかった」と言っていただけたんです。
2度目は先日パールネックレスの接客をしたときに、最初気に入ったのがなくていろいろそろえてそこから選んでくださいね、とお話した方でした。数を揃えておいたんですが、ちょうど昨日私がいない時に来店されて色は気に入ったけれど何しろ天然パールなのでところどころにボツボツがあって、ちょうどセンターに大きな傷のあるけれど手頃だし、と思って決めていったネックレスがやはり傷が気になってどうにかならないか、と相談にいらっしゃったのです。
傷は、残念ながら削って取れるものではないのです。こちらのお客様の希望は黒にかなり近いグレーと言うことだったんですが、選んだのが南洋パールの黒、どうしてもアコヤ貝のパールよりは形の崩れが目立ちます。まずはその点と、冠婚葬祭に使えると考えるのならもう少し明るい色の方が顔色に映えるとお話させていただきました(カラーコーディネートの勉強をちょっとでもしててよかったですよ!服の色合わせとか、話して盛り上がりましたもん)色が白い方なので、黒を持ってきてきつい印象になるよりはブルーグレーの球の大きいものの方が品が出るんですよね。そうお話させていただいて、お取替えさせていただきました。
3度目はメガネを新規作成してくださった同年代の女性の方から。私と同じエアリストを掛けていて、そのメガネも私が勧めたものだったんですが今度は違うメガネを、と相談にいらっしゃって今回も私と同じエスプレンドールシリーズのE−813、フロントカラーが赤で花柄のテンプルになりました。これ、思ったよりも当たりが柔らかいのとエアリストよりもフィッティングをしっかりすれば軽く感じるので、本当に掛けやすいんです。
あなたが居てくれてよかった、といわれるのは接客をしている中では最上級の褒め言葉だと思うんです。ありがたいです。そういわれると、益々手が抜けなくなるんで(笑)ちゃんとお仕事しなくちゃ、と思います。