murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

釣り人のメガネ

昨日本屋で手にしたフライフィッシングの専門誌「フライフィッシャー」5月号の中に、「基本原理から最新モデルまで よく分かる「偏光」グラスカタログ」と題して物凄く事細かなレンズと言うよりも光学的な観点から(どの色なら○○ナノメーターまで可視光線をカットするとかって書かれてた!)偏光レンズを特集していたページがあって、むっちゃくちゃ(本自体が)ほしかったんだけどサングラスを紹介した写真ページを含めると5ページほどの記事に1200円出すのが惜しくって(あうあう)そのコーナーでじっくり立ち読みしてしまいました。うーん、でもやっぱり立ち読みなんで細かい内容まで覚えてないのが悔しいです(汗)
しかしレンズの色のところなんかはとても参考になりましたね。最近の偏光レンズはそんなに色の濃くないものもあって、曇りの日とかナイトフィッシング用なんてのもあるそうですが、その中でもたとえばグレイは物の色味を変えないから見やすいとか、イエローやブラウンはコントラストUPの効果が高いとか、サングラスだからといってすべてが「まぶしさよけ」として使われるわけではないこともしっかり書かれていました。
イエローは視界が明るくなって曇りや雨の日でもコントラストがはっきりするし、ブラウンは乱反射するブルーの光線をカットする効果があるのでやはりコントラストがあがります。それに比べるとグレイは晴天用でオールマイティに使えるように思います。
ウチの旦那もフライフィッシングをするんですが、一番のお気に入りはレッド・ブラウンの偏光、次がライトグレイの跳ね上げ式の偏光です。レッド・ブラウンは赤系統をはっきりさせる効果があるそうですが、その所為か水の中の魚影がより濃く見えるそうです。ライトグレイと言う色は雨模様でも晴れの日でも特に使い勝手が悪いと言うこともなく、夕方のライズ(魚の夕飯時、捕食活動)でもはっきり見えるというので使いやすいんでしょう。
ものの見え方(可視透過率)から行くと、グレイ(の濃い色)は一番低く、ブラウン、グリーンと明るくなってイエローは一番可視透過率が高い色になります。これに濃度も加わると個々の透過率にも変化が生じますが、イエローは使ってみるとすごくまぶしい感じになるので明るい場面で使うのは厳しいと思います。
フライフィッシャー」にはナイトフィッシング用としてダイワの月下美人という無色レンズ(しかも偏光でもないらしい)が紹介されていました。両面マルチコートで無色ですから透過率も高いんですが、使ってみるとコントラストもいいそうです・・・・・どういった構造なんだろう?度付にできそうもないのが残念ですねぇ。


フライフィッシャー」 http://e-tsuribito.jp/pages/magazine/flyfisher/





人気ブログランキングへ 日記@BlogRanking blogram投票ボタン

にほんブログ村 健康ブログへ  
Yahoo!ブックマークに登録
My Profile by iddy

By TwitterIcon.com