murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ニコンの『レンズメニュー』

レンズガイドではなくて、『レンズメニュー』なんかね、このレンズはこんな特性があってこのお値段です、ってページをめくっていくと見開きで左側がキャッチコピーとイチオシフォト、右側が詳細説明とお値段、と言う形のレンズ価格表がニコンから出ました。出たっていうか、この価格表を作るキットを購入して後は各お店で自分ちの値段を入力していくだけでページ作成と連動してるCD−ROMがあるんで、それでシコシコ自分で作るんですが、この形態はちょっとね、ワインでも選んでるみたいでかっこいいですね。
入力作業が半端なく大変ですけど!
ワンアイテムにつき3行確実に数字を入れていくのが70アイテムくらいあって、それはいいんだけどそれと各ページが連動してるからそこまでやれば1冊分丸まる完成するんですが、ここに落とし穴が!!!
CD−ROMのもとのデータは「当然のことながら」読み込み専用で書き込みできないし改変もそりゃー出来ません。改変・改造できたら大変だよね、他のメーカーのも書き換えてこんなの作れたらいいなと思っちゃったもん、悪用されちゃうよね。・・・ということではなくて、外部に保存かけてとっておけば何のことはないんですが、作業途中で一旦やめちゃったりエクセルを切っちゃったりすると、データが保存されてませんからさっきやってたところの続きから、なんつーことが出来ないんですね。
恐ろしいことに、入力作業を最初から全部やり直し、ということになる<ああ恐ろしい
気がついてよかったですよ、私は巻末の価格表を入力し終わったところでデスクトップに保存かけといたんで問題なく途中から再開することが出来ました。いくらパソコン使ってるのが大好きでも、もう一度同じ数字を打ち込むのはやですもん。
このレンズメニューを読んでいると、こういった点を重点的にオススメすればお客様にもわかりやすいし、自分が何をほしがっているのか、明確に出来るな、と思うんですね。一番最初の左ページは遠くをカバーするメガネをお求めの場合、と出てきて右側には遠近両用を使った場合の同じようなチャートがある、次のページはこれが近くをカバーする、に変わるんだけどまた右側には遠近両用を使った場合のチャートが出てくる。遠近両用は2回、目に触れることになります。こういうところは、遠近両用を使う割合が増えているんだと言うことをアピールする手段として考えられるわけで、よりレンズの選択肢を増やしていけるということですよね。

後はナチュラルに高価格商品の説明が目に入るので、値段が高くて数字だけで敬遠されていた、もしくはこちらが勧めなかったレンズがいったいどんな利点を持っているからこの値段になるのかってのがすんなりはいってくるように思います。なんかなーこういうところを見ると、なるほどなーと思うんですよ。私自身、これ読む前は「オーダーメイドレンズ・シーマックス」なんて高くてそこまでいらないんじゃないかと思ってたけど、特に乱視でなかなか視力が出なかった人、乱視の所為でメガネが快適に使えなかった人や慣れなかった人にはいいだろうな、と思うんですよ、ホントに。
ウチの店ではニコンレンズは販売割合が少ないほうなんですが、なんか考え方をもっと柔軟にしてお客様のための商品選びをしていかないとなーと思いますね。
ちなみに私が「ほぉぉー」と感動したニコンSEEシリーズのHPはこちら→http://www.nikon-see.jp/
こういうページは見てるだけで面白いです。


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