murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

白内障だとわかってよかったお客様

長年メガネを作ってくれていたお客様が、先日「最近見えが悪くなってきた」と来店されました。度数はずいぶん強い近視で、−10.00Dくらいが必要な眼をしていることは確かなんですが、それでも2、3年前に作ってくださったときは車の運転に支障ない程度の視力は出ていたはずです。ですが今回、免許の書き換えに行ったら視力に問題があって通らなくて、何度かやり直しをしたと言うのです。
見え方を調べたのは社長でしたが、そばで聞いていても反応が悪くなかなかすっきりと見えていないのがわかりました。ご自分でもこの見え方には納得がいかないらしく調べている途中でもいったい何が起こっているのか、いろいろ質問していましたが社長も現状でしか説明できないので、考えられることをお話して眼科に言ってくださいとお願いしました。考えられることとは、眼の病気があること、例えば白内障だったり網膜に異常があるかもしれないということですね。それに関してはこちらでは判断が出来ません。当然ながら、眼科で目のなかを調べてもらう必要があります。
はじめ、すごく嫌がられました。眼科に行かないで何とかメガネで見えるようにならないか、そういわれたんですがそういわれてもメガネの度数は替えても1段階くらい強くすればいいかなという状態で、しかもそうしても視力は上がらないんですね。0.3くらいが限度で、それ以上はどうにも進まないんです。
社長は頑として「眼科へ行ってください」と譲りませんでした。そうして、時間を作って眼科へ行くことを約束して、お客様はその日はお帰りになりました。
今日、そのお客様が山ほどの卵とロールケーキを持ってお店にいらっしゃったので、いったいなんだと思ったら、あのあと眼科に行ってすぐに白内障の手術をすることが決まったそうで、今手術すれば視力回復も問題ないし現在の強度近視も眼内レンズを入れることによってずいぶん軽減できるという説明を受けたそうです。その街中の眼科が手術は日帰りした受け付けていないところだったとのことで、隣の市の総合病院に入院して両眼ともやってしまおうということになり、そのことを話に来てくれたのでした。
強く眼科に行くことを勧められなかったら、あのままずっと我慢していて見えないというイライラも募っていたことだろうし視力回復も見込めないと言う話になっていたかもしれないと仰って、卵とロールケーキはそのお礼なんだそうです。
私も病院に行くことはあんまり好きじゃないんですが(先日やっと歯医者に行ってきました。お盆の最中に昔治療した奥歯の詰め物が取れたんですが、歯医者に行こうと決心するまでに1週間かかったんですよ/汗)いったいなにがどうなっているのかは、やっぱり専門医に相談するのが一番ですよね。
手術をするのは3ヵ月後と決まったそうですが、それまでに今の眼の状態の確認と、手術後はどこに焦点を合わせるのかとかいろいろ検査や相談事があってそれなりに忙しいんだ、と笑って帰っていかれました。
先の見通しが立って、安心できたんだろうなと思いました。
眼科に行ってくださいとお願いするのは、そこに行きたくないからウチの店に来ているとはっきり言われちゃうとなかなか言い出しにくいものなんですが、それでもウチは眼科じゃないし、メガネは作れるけどなんで見え方が悪いのかをレンズ度数の変更で改善できないのはあとは眼の中を疑ってかかるしかありません。調べてなんともなかったのならこちらの先走りとお怒りを受けるのは仕方ないんですが、でもやっぱり調べないとわかんないことはあるんです。
ちょっとでもおかしいなと思ったら、診察を受けるのをお勧めして行こうとまた思いました。




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