murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

遠近両用レンズのランキング

遠近両用レンズのキャンペーンも終盤に入り、この時を待っていたお客様のなかには早々ご予約いただいてもう出来上がりをお渡しした方もいらっしゃって、私が直接お渡しできなかった方の中にはそのレンズの使い勝手を教えに来てくださる方もいらっしゃったんですが、今回は本当にHOYAFDの販売率が高いですね。
まだ最終的な販売実績を出していないわけなので数字としてどのくらいのシェアかと言うのはわからないんですが、実際にオススメしてテストレンズをかけていただくと「ああ、こっちの方が見やすい」と言っていただく率はセイコーP−1シナジーよりは高いです。HOYAサミットプロよりもP−1シナジーが上っていう感じだったので、そのまた上の見え方と言うところでしょうか。
ウチの店ではニコンの遠近両用レンズを積極的に販売してはいないので、3大メーカーであるHOYA・セイコー・ニコンの遠近両用レンズを比較することは出来ないのだけれど、それにしてもこのFDレンズの好評さは今までになくいい様な気がする。
ウチの店でニコンの遠近両用レンズを販売しないのは社長が自分で試してみて「これは使える」と思ったレンズを薦めているためというのはあるんです。現在同じ度数で4本のメガネを使い分けている、弱い遠視がある社長が今メインで使っているのはセイコーP−1シナジーで、次がHOYAFD、これは手元の細かい仕事のときようになってます。その次がFDのサンテックミスティブルー、ゴルフ用ですね、で一番使ってないのがセイコーP−1エンブレムのオーガテックなんですね。
社長に言わせると、HOYAの遠近両用はまだトリニティは使ってないわけですが、フルオーダータイプ以外では最高機種である「ID」よりは「FD」が手元の視界が取りやすいし、一日使い終わったときの感覚が「エンブレム」よりも「シナジー」のほうが疲れていない、とのことです。それで、「FD」よりも「シナジー」のほうが中間部分がなだらかに感じるので、順番をつけるとしたら、

「シナジー」>「FD」>「ID」>「エンブレム」>「サミットプロ」
というところでしょうか。
ところで近視になるとこの順番がちょっと変わるようで、

「FD」≧「ID」>「サミットプロ」>「シナジー」>「エンブレム」
みたいです。
FDとIDは価格の差がかなりあるので、始めから違和感なく使いたいとかレンズに平気で10万円くらいかけられる!というお客様には「ID」をオススメしますね。いやでもそこまでかけられるならニコンのシープラウドやHOYAのトリニティを使っていただきたいですけど。
今回のキャンペーンには間に合いませんでしたが、セイコーでは新しい遠近両用レンズが11月に両面非球面遠近両用レンズセイコーP−1リガード」を販売するんですが、「P−1シナジー」も「P−1エンブレム」も内面非球面だったのでそこらへんが今まで以上の使いやすさに繋がっていけばいいなとは思ってますね。例えば今どっちかっていうと評判が上になってる「HOYAFD」は「両面複合累進設計」といって単純に非球面で構成されているとばかりではないんですが、この「P−1リガード」はレンズ内面に対して度数毎に最適な非球面収差補正=「ファインチューニング設計」を施した両面非球面遠近両用レンズといっているので、これまた単純な非球面構成ではないようですね。商品説明を確認していると、なんかFDに対抗しているような感じですがそのHOYAもIOFT(国際眼鏡博)あたりに新商品が出るらしいというのでこれもまた期待してます。

新しいレンズが出るとやっぱりそっちがいいなぁと思うんですが、今のところの一番は「HOYAFD」かな?自分でもこれで作ろうと思います。



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