メガネの博覧会

１０月１・２・３日と、東京ビッグサイトにおいて「ＩＯＦＴ２００８　第２１回メガネの国際総合展」が開催される。残念ながら今年もこの「総合博覧会」には行くことができないんだけれど、毎年のこの時期に合わせて各社新商品を出してくるので終わった後に営業さんに聞いたり、レンズメーカーなんかだと全国に新商品の紹介しに来てくれる「キャラバン」があるのでそこには参加するようにしている。ただこれは、業者による小売店向けの仕入れ・買い付けのための展示会なので一般の方は入れないんです。
１日目に、日本メガネベストドレッサー賞の表彰式があって、これも今回で２１回となっている。「今メガネが最も似合う各界の著名人」を選出するわけだけれど。今年は政界部門から渡辺喜美氏、スポーツ界部門からはプロビーチバレー選手の浅尾美和選手が選ばれていたりする。これには７部門あって、特別賞には上野樹里さんが入っていて写真が太目の黒いセルフレームなので、なんだかいつもテレビ画面で見ているのとは違うよなぁと思ってたり、芸能界部門がまだ決定していないってことは、当日サプライズがあるのかしらとか、ちょっと想像をかき立てられますよね（笑）
今回の出店は過去最高の５００社と言うことで、パンフレットにも１日では回りきれないから２〜３日かけて来場してね、なんてあるんだけれど、ウチの店みたいにメガネ担当が２人しかいなくてどちらかが休んじゃうとにっちもさっちも行かなくなるんで、行ったとしても１日しかいけない・・・今年は特に４日にちょっとしたイベントを組んじゃってるので、その準備があって行けない・・・・・パンフレット見てると行きたくなるんだけど！無理だなぁ（汗）
展示会の内容としてはこの秋冬向けのデザインフレームや、メガネ店向けＩＴソリューション・各種ノベルティ、また技術・教育面ではＩＯＦＴセミナーがあってフィッティングや加工技術の講習会なんかがあります。ツーポイントメガネ加工の集中講義とか両眼視機能測定講義なんてのはぜひ聞いてみたい〜と思っちゃいますね。長年やってることでもやっぱりどこか自分のクセでやってる部分と言うのがあるので、講習会なんかに行くと改めて「そっかー」とわかることがありますからね。・・・書いてるとだんだん行きたくなりますね。
で、ウチの興味となると一番はレンズの新商品発表なんですね。今年はセイコーの遠近両用レンズ「リガード」とＨＯＹＡの遠近両用レンズが出ると聞いています。セイコーの方は１１月発売が決定してて、Ｐ−１シナジーとエンブレムの間くらいのレンズ、と言う話なんですが、ＨＯＹＡはなんていうレンズなのか、それをまだ教えてもらってません。サミットプロの上のクラス、と言うことなんでＦＤとサミットの間なのか？と営業さんに聞いたらあくまでも「サミットプロの上位クラスだ」と言うんでうーんよくわかんないなぁ、と思ってるんですね。３日ともＨＯＹＡの商品情報セミナーがあるんで、いったいなにが発表になったのか終わったら聞いてみることにしますね。また２１日には新潟県内でもＨＯＹＡのレンズセミナーがあるから行くことにします。
ＨＯＹＡはこの７月に「トリニティ」http://www.vc.hoya.co.jp/trinity/index.htmlと言う最高峰の遠近両用レンズを出したばかりなんですが、価格も最高峰なんでもっと価格的に「お求め安い」クラスを出すってことなんでしょうか？どのメーカーでも揺れが少なく使いやすいと言われるレンズはだいたい１組で５〜６万円くらいなので、そこらへんの価格でより機能が充実してるものになるというんでしょうか？気になります。
秋に向けての女性用フレームも、ぐっと色味が落ち着いたものが出てきます。何年か前にはこのＩＯＦＴで小さめのボルドーカラーのフルリムが出て、そこから色味の濃いフルリムフレームが店頭に並んでお客様にも好まれるようになったことがあります。特に女性は洋服や口紅の色に合わせてメガネを選ぶなんていうお洒落上級者がいっぱいいますのでね、どんなものが今年は出てくるのか楽しみです。このＩＯＦＴで発表されるシャルマンの新作女性用フレームを１１月の店の展示会に出すことになってるので、そういったお洒落な女性にぜひ見ていただきたいですね。