murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

新しいレンズが次々と登場

先週、ニコンのレンズセミナーに行く予定がのっぴきならない事情が出来て店の誰も行くことが出来ませんでした。明日はHOYAのセミナーですが、これは自分ではなくて店のほかのスタッフが行くので「これの話をしっかり聞いてきて!」とお願いしたのがあります。HOYAの新レンズ『サミットプレミアム』と新コート『ヴィーナスガードコート』です。
各メーカーとも、去年から今年の夏に掛けて『最高級』『最高峰』といったとにかくクオリティの高い、したがって価格もすんごく高い遠近両用レンズを発表してきましたが、この秋になってからはセイコーは「P−1リガード」ニコンは「プレシオパワー」HOYAは「サミットプレミアム」と、なんというか今まで販売してきた中堅どころ?なレンズのマイナーチェンジ版を出してきた、と言う感じです。まぁ、小規模改革と言うか、ベースは今までのレンズだけどちょっと変えたんだよ、って感じ。(ただしニコンのプレシオパワーに関しては今のところ正確な情報がないのでなんともいえませんが、プレシオダブルの上級版と言うのは確かのはず)
サミットプレミアムは明日のセミナーで詳しくわかると思うのですが、手元に来た資料によると現在のサミットは14年前に発売になったものでその改変版がサミットプロですが、今回のは『サミット』に「BOOM」のエッセンスを取り入れた、とあるので既存のサミット設計に両面非球面の要素を入れた、と言うことになります。考え方はP−1ウイングをベースに「ファインチューニング」設計と言う名前の両面非球面設計にした「セイコー リガード」と一緒ですね。サミットとウイングは私が販売していて感じる違いですが、サミットの方は遠くは遠く、近くは近くの見え方は際立ってはっきりしているけれどその中間は変化が早くて、視点移動の時に変化が緩やかなほうがいいという遠視の方には向かないし、逆にウイングは視点移動のときに変化がサミットに比べると緩やかなので遠視の方や遠近両用のはじめての方向きだと思います。ところで「BOOM」というと「HOYA FD」ですが、このレンズがウチの店では「初めての遠近両用使用者」にも今一番評判がいいし売れているので、そのいいところを入れ込んだ「サミットプレミアム」には期待できるかもしれません。
『ヴィーナスガードコート』と言うのは、今まであったSFTよりも傷に対する強度を向上させたもので尚且つ帯電防止性能が良くなったものだというのですが、この「帯電防止性能」というのは例えばレンズにホコリが付いたから拭き取ろうとしてもそこに発生する静電気の所為でホコリが再付着するのを防ぐというもの。なんでもSFTばかりかニコンのSEE、セイコーのハイパーアメニティよりも性能が上だと言うのですからよほど自信があるんだろうなぁ。
レンズの表面につく傷や汚れと言うのはレンズの寿命を当然ながら縮めます。今日の昼の番組で本日発売の新聞紙面の話題を挙げていましたが、その中で東京スポーツの記事としてメガネの取り扱い方一つでその寿命が変わると言うのを取り上げていて、その中でもレンズに傷やコーティングハゲがあるものを我慢して使っていると、よく見ようとして目が頑張ってしまう為に眼精疲労が起こる、と言っていました。あとメガネの変形は見え方を悪くするし度が強すぎると疲れやすくなるとも。結局毎日の小まめなメンテナンスと手入れをすることでそういった事は防げるんですよ、と言う話題だったけれど、手入れとともにこういった新しい機能を備えたレンズを使えばより見やすい視界が得られると言うことなんでしょうかね。

まぁ、明日のセミナーが楽しみです(私が行くわけじゃないんだけれど/汗)




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