murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

目の乾燥「ドライアイ」

昨日、今年初の雪が降ったなとと思ったらなんと今朝は家の前が真っ白、屋根には雪が積もり一気に真冬の様相になりました。ほんと、寒くなりましたね。冬になると空気が乾燥し、また室内でも暖房器具を使うので肌は乾燥しやすくなります。それは目も同じです。私の実感ですが、冬は「ドライアイ」がひどくなりやすい時期のように思います。
「ドライアイ」とは、「涙液分泌減少症」「乾性角結膜炎」などといい、涙の量が不足して目の表面が乾いてしまう状態を言います。どうしてそうなるのか、経緯についてはいろいろなタイプがありますが、いまやこの状態が「文明病」「現代病」と言われるのは目の使いすぎから来るものが一番多いからだと思います。パソコンやテレビ、携帯電話やゲームなど、目を酷使する状況にある人はおのずと「まばたき」が少なくなり涙が目の表面に行き渡りません。すると、目の表面が乾くばかりか必要な酸素・栄養素も十分行き渡らなくなるためにさまざまな症状を引き起こします。全身倦怠・ストレス・睡眠不足から起こることも、またこれらが複合していることもあります。
そのほか、コンタクトレンズを長く入れ過ぎていて異物感がなくなり瞬きが少なくなって涙の量が少なくなり、新鮮な涙が目の表面に行き渡らずに酸素不足・栄養不足になってその状態でレンズを入れ続けることで傷が付いてしまい、結果コンタクトレンズを入れられなくなるなんてこともあります。また、花粉症などなんらかのアレルギーを持っている人はもともとなんにでも「アレルギー」を引き起こしやすいんだと思います。私がそうなんですが、この時期どうしても空気の乾燥などで目が乾きやすく、気になって目をこするとすぐ赤くなるしひどく痛くなることがあります。涙と言うのは口の中の唾液と同じで浄化作用があるものなので、これが不足すると目の中がいい状態でいられなくなるんですが、そうなるとごろごろしたり熱く感じたり痛くなったりしてどうしても目をこすりたくなるものなんですがそれは悪循環の取っ掛かりなんですね。
意外なのが、「ドライアイ」が進んでくると涙が出やすくなると言うこと。ドライアイになると目の表面が乾いて敏感になってます。手がかさかさに乾いてると、何かにぶつかった拍子にピリッと痛かったりする、たとえるとそんな感じに敏感なんだと思います。そんな敏感な状態で外の冷たい風に当たったり、まぶしいと感じる光を感じたりすると過剰な刺激になって涙が溢れる、ということになるんです。
目の乾燥は、加齢によっても起こります。どうしても年齢とともに涙の分泌が少なくなってくるので、なんとなく目がごろごろする、と感じたらむやみに目をこすらないで目薬などを使ったほうがいいです。
「ドライアイ」にならないために注意することは、
1 パソコンなどの近業は休みながら行う(目を疲れさせない)
2 上を見上げると言う位置に見るものを置かない(テレビやモニターなど)
3 見るものの環境を適正に保つ(明るさが明るすぎる、または暗すぎるのはだめ 光の反射が起きないような照明に気をつける)
4 見え方を適正に保つ(目を凝らさないと見えない、近寄らないと見えないなど、ストレスのかかる見え方は注意が必要)
5 まばたきは意識して回数を増やす
6 暖房器具に直接目・顔を向けない
7 湿度を適正に保つ
8 コンタクトレンズの使用時間を短くしてメガネとの併用をする
9 お風呂でホットパックをする(お湯につかるだけでも十分蒸気で湿度の補給が出来ますが、疲れ目の対策にもいいので湯船に使っているときにまず「1 温かいタオルを顔に載せてパック」「2 次に冷たいタオルを載せてパック」を繰り返すと血行も良くなって目の疲労回復になります)
10 痛みを感じるようなときには早めに眼科に行く
などです。掛け心地の悪いメガネや合っていないメガネでもそれがなんらかの刺激になってまばたきが少なくなることがあります。なんとなく目が乾いてるかもと思ったら、まずメガネ屋で相談するのもいいかもですよ。
私はこの時期、マスクをすると目がなんとなくいい感じでほっとするように思います。鼻が寒いというのもあるんですが(笑)外に出かけるときはノーズフィットバーの付いているマスクをつけて温度差でメガネが大幅に曇ることのないように、ちょっとだけメガネとマスクの間に少しだけ隙間を作ります。そうするといいようです。また、県の眼鏡協会でもおすすめ商品として紹介しているのが「蒸気でほっとアイマスク」http://www.kao.co.jp/megurism/eye/ 蒸気でリラックスしながら目に潤いを与えると言うもので、中のチェックシートはちょっと楽しいです。お試しあれ。



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