murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

見えればいいのよ、で行かないのが遠近両用(笑)

昨夜、地区コミュニティの広報部というのに参加させていただいているのですがそこの部会があって(とはいっても部員は2名しか来なくてあとはコミュニティの職員さんでしたが)来年度のカレンダー作りの件で話し合っていたときに、「最近近くが見えにくくなって」と見え方のことやメガネのことが話題になったのです。なんたってそのとき見ていたのは、年間行事で撮影した写真の数々をA4の紙にプリクラサイズでびっしりとうめてプリントアウトしたものだったんですね。その中からカレンダーにしたいものを選ぶといっても小さいし見えにくいしみんな同じような写真だし(笑)顔から離しながら見る人や私なんかはメガネをはずさないと見えないし、なんだかみんな苦労してるわねーという話からそうなったんですが、考えてみるとみんな40代半ばから50歳一歩手前というところで、年代的には同じようなものだったんです。
その場にいた、もうすぐ50歳の唯一の男性はウチに帰れば手元用のメガネがあるからいいんだと言い張るんですが、近視の私よりも一つ年下の女性にどこにでも置いておけるような100円ショップの老眼鏡をたくさん買っておけば、と言うし、その彼女も実のところ細かい字はメガネを外してみないと疲れるという始末、みんな似たり寄ったりなんです。
遠く用のメガネはいらないという人に、先日の「たけしの本当は怖い家庭の医学」でやっていた片目ずつ行う近点距離計測法をやってみたら、腕を目いっぱい伸ばした60センチくらいの距離で丁度指の皺が見えるということで、完全に遠視なんだなと言うことがわかりましたし私ともうひとりの彼女はだいたい22センチ、近視の彼女は30センチくらいでした。遠視の人には「そんなんじゃ普段からメガネ掛けなくちゃだめじゃない」というと「冗談じゃない」と嫌がられるし、30センチだった人にはちょっと近視の度数が強いんじゃないかなと言うとこれじゃないと見えにくいと仰る。うーん、やっぱり「見え方」というのは人それぞれ好みがあるんですよね。それがどのくらい「本当に必要な度数」から違っているのかというのとは、関係ないとはいわないけれどこれが正しいです、と言われてもすんなり使えるかって言うとそうでもないっていうのがね。
まぁだからなんだって見えればいいというわけじゃないと思うんですが、そこで「遠近両用と言うのは使いにくいって話じゃない?」と言う人に、それこそなんだって見えればいいというものじゃないのよ、と言う話をしました。
遠近両用レンズは使いにくい」という話を聞いてきたのは近視の彼女だったんですが、知り合いがかなり安いからと言って、スリープライスショップで遠近両用レンズのメガネを作ったら立って歩くのが大変で近くも思うように見えないから、遠近両用ってのはダメだね、と散々こき下ろしたと言うんですね。安いから我慢できるって話じゃないよね、と言うのはホントそのとおりなんですが、それでも現在日本で販売されているレンズなら、10年20年以上前の設計の商品かもしれないけれどその当時は画期的なレンズとして販売されてたもののはずなんですね。ではそれをどうやったら使えるようになるかと言うと、フィッティングと適正度数であるかどうかなんですね。ほとんどがフィッティングが合っていないというものですし、あとは遠用度数が合っていないか加入度数が合っていないか、またその組み合わせがその人に合わなくて使いづらいか、どれかなんです(というか、度が合っていないと言うのは致命的なんですが)度が合っていればフィッティングで何とかするんだけど・・・と言ったところ、「じゃあすぐに使える遠近両用ってどんなのよ?」と聞かれたんですね。
そりゃー各社で評判のいい、HOYAならFDかID、セイコーならP−1シナジー、ニコンならプレシオダブルあたりを使っていただければ、はじめての人でも問題ないと思うんですがそこらへんのレンズはワンプライス・スリープライスショップでは販売してないか、してるとしても価格がぐんと高くなってると思うんですよ。そう言うと「高いのはいやだなぁ」と言うしなぁ・・・・・
まぁ、いったいどんなものかはテストレンズを使って比べてもらえれば「百聞は一見にしかず」なんで、そのうちセールのときにでもいらっしゃいな〜とお誘いしときました(笑)せっかくお金出して買うんだもん、2万円出して使えないものよりも4〜5万円出して使い倒せるくらいのものの方がいいですよ。




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