murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

よっぽど嬉しかったんだと思うお客様

以前、「白内障とわかってよかったお客様」 http://d.hatena.ne.jp/k-hisari/20080829/1219991454 という話を書かせていただいたそのお客様が今月に入って白内障の手術をして、しかも両眼をいっぺんにした上にまだ術後1週間も経たないと言うのに「どうしてもまわりをはっきり見たい」と眼科の主治医にお願いをして暫定的な処方箋を出してもらったといってお電話をくださいました。昨日のことです。
しばらく前にもやはりお電話をいただいていましたが、そのときはまだ右目の手術が終わったばかりで、術後の様子を見て2日後あたりに今度は左を手術するからそうしたらメガネを作ってくれ、と言った内容でした。しかし眼科で入院中で、本来なら白内障はある一定期間(たいがいが2〜3ヶ月)安定期間をおいて状況の変化が少ないとわかってから処方箋が出るものとこちらは理解していましたから、いくらご本人のご希望でも眼科の指示なしにそれはできないでしょう、とお話していたんですね、そうしたら、後々度数が変化してもそのときにはまたレンズを換えるので術後のメガネをすぐに作って欲しいと先生に話したというのです。すると先生も変化の可能性がゼロではないことを承諾していると確認した上で、処方箋を出してくれたとのこと。なんだか、話を聞いてるだけのときは大丈夫かな、と思っていました。
昨日は病室からの電話だったので、処方箋は口頭で教えて頂いたものを復唱して発注しました。なんたって「この処方箋のメガネをすぐにも欲しい」と言うのですから待ったなしなんです(笑)奥様がとりに行くという話があったり、ウチの店から車で1時間くらいの距離の病院ですから、伺って取りに行ってもいいですというんですがその往復2時間の時間がもったいないと言うんですね。午前中にご連絡いただいたのなら話は違っていたのかもしれませんが、そのときはすでに午後4時を回っていて処方箋をとりに行ってから発注したんではメーカーの当日発送時間を過ぎてしまうと言うのをよくご存知なんです。なんたって今まで特注レンズでばかり作っていた度数の方ですから(今までは−10.00Dくらいの強度近視なんです)、レンズの発注には時間がかかるという認識だったと思うんですが、今回の度数はなんと今までの3分の1程度の−3.00Dくらいで、メーカー在庫範囲ですからラクラク翌日到着分(つまり今日)で発注をすることが出来ました。
出来上がったメガネは早速ご自宅にお届けして、そこからはご家族を通じて午後5時前にご本人の元に届いたそうです。よほど喜んでいただけたのか「今届きました」とわざわざお電話をいただいて、病室の壁の見え方なんかを嬉しそうにお話いただきました。手術する前は視力表でみると両眼で0.3程度がやっとだったのが、今では右0.8、左1.0まで回復しているそうです。
店にいらっしゃるお客様からは白内障で起きるさまざまな不具合もお聞きしていますが、こうして手術をしてよく見えるようになったというお話も多くお聞きします。目に関しては何でもかんでも眼科に行ってくださいとはいいませんが、こちらで調べていてちょっとおかしいなと思ったらなぜおかしいと思ったのかと説明して眼科に行っていただくようにしています。そうすることで今回のようないい結果が得られることがあるのだと考えているからです。




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