murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

これは便利だと思う

今日は午前中にメガネのお客様が集中しました。お二方とも白内障の手術経験あり、女性の方は両眼とも白内障の手術をしていて今回は処方箋にて手元用のメガネを作りに来て下さって、男性の方は左目のみかなり前に手術をし視力を見ると1.0は確認でき、右目はまだ手術をしていなくて視力はほとんど出ていません。この方も手元用のメガネが欲しいといってのご来店でした。
話をお聞きしていて、何が一番困るかって言うと「思うとおりにものが見えないこと」で、男性の方はどうもメガネだったらなんでも見えるという感覚でいるようで、今まで使っていたという度数から見ると明らかに手元専用メガネのほうを使って車の運転をしてみようとしたら全然ぼけて見えないからメガネは役に立たないと思っていたとのことでした。うーん・・・なんでメガネを掛けて車の運転をしようと思ったかと聞くと、今までよりも何を見ても見えづらくなったから、とのことで調べると上記のように右目は白内障の影響がかなり出ているだろうと考えられる状態でした。ご本人の希望で今日は手元用とテレビを見る用を作りたいとのことでしたのでその使い分けをしっかりと説明してからレンズや枠を選んでいったんですが、老眼という状態に目が進んでいってからも意外にこの「メガネならなんでも見える」と思ってらっしゃる方が多いので、手元用のメガネを作っていただく場合には「そうではないんですよ、手元専用ならこの距離は見えるけれど遠くはぼけるんです」とそこまで説明しなくてはいけないな、と思ったのです。
女性の方は今までは結構強い遠視で、今度は弱い近視に乱視がプラスされた度数に変化していたので今までとはぜんぜん違ったメガネが必要になったわけで、今回は手元用ですがもうしばらく様子を見て、夏場の日差し等がまぶしく感じるようだったら度つきでサングラスを作りたいとのご希望がありました。手元に関してはかなり細かいものがメガネを使って見えるようになったとのことですが、長い間じーっと見ていると疲れてくるし、拡大鏡を使ってみるのも限界がある、ということです。今回は乱視の補正をしっかり入れて手元用を作ることになったので、それが楽になればと仰っていました。
以前も写経をするときになかなか焦点が合わないといって卓上のルーペを購入していただいたお客様がいらっしゃいましたが、老眼鏡で見るだけでは元々小さいものになると見ているだけで疲れるというご相談を受けることがあります。カートンのワイドビューフレキシブル http://www.carton-opt.co.jp/products/f_products.html やビクセンのスタンドルーペ http://www.vixen.co.jp/loupe/stand.htm はウチの店で取り寄せが可能なので固定できる状態で読書や趣味の作業をするときにはすごく便利だと思います。なんたってスタンドタイプなので両手が開きますし、倍率もだいたい2〜3倍でレンズサイズが大きいと作業等がしやすいと思います。ルーペはレンズ径が大きいとそれだけ倍率が低くなりますが、低い倍率のほうが目が疲れなくて長い時間続けることができるとのことです。
また、先日自宅に届いたカタログハウスの春号のカタログによさそうなものが載ってました。
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なんでも遠近両用コンタクトレンズの機能を応用しているので周辺部にいたっても視界がスムーズに得られるとのこと。いいなぁ、これウチの店で扱うことできないかなぁ・・・・・
ルーペは便利ですが、そればっかりに頼ると目の疲れの原因にもなるので、やはり使い方も間に休憩を入れてあげてください。手元の見え方の不自由については本当にいろいろお聞きするんですが、やはりきちんと度数の合った手元用メガネをご用意いただくのが一番ですのでね。ぜひご相談いただければと思います。




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