murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ロドプシンとはなんぞや?

「見える」ということは目の中に光が入ってきて、それが網膜まで達して情報が視神経を通り、脳にいたって「見える」と認識する、ということなんですが、その状況が人によって違うから近視や遠視、乱視というものになるのは「遠視近視乱視」の項目等で書かせていただいてます。で、ふと思ったのは「じゃどうやって見えてるのかな?」ということで(笑/いまさらかよーとセルフ突っ込み)いや実は口内炎で痛い思いを現在していて、この口内炎というのはビタミンB群の不足から来ていてその原因の中で結構な割合なのがストレスだというので、なんか、それは納得できるんですよ。ストレスで体のビタミンが不足する→口内炎になる→ビタミンBを摂取する→口内炎が治る、っていう図式は成り立つけど「何かが不足する」→「かすみ目になる」→「ブルーベリーを摂取する」→「かすみ目が軽減する」ってのは、なにが不足してるのに効いてるんだろうかなぁって、気になりまして。<単純に口内炎に効くものがないかなーってネットで探してたら「かすみ目にはブルーベリー!アントシアニンがよく効く!」とあるのがいったい何に効くのかなと思ったまでのことなんですが。
検索をしてみるといろいろ出てきました。すごく詳しいところ(というか、それを研究されている方のサイトがあったんですが)でふんふんと読んでいくと、「ロドプシン」というたんぱく質がものの見え方の重要な伝達物質であるということがわかりました。
「ものが見える」とは、光が水晶体を通り硝子体を経過して網膜に達し、網膜にある光に反応する細胞が視神経に情報を伝達します。この情報はシグナルになって脳に伝わり、脳はその刺激を得て「ものが見えている」と感じるわけですが、この網膜にある「光に反応する細胞」は明るさに作用する細胞(錐体)と暗さに作用する細胞(杆体)があって、この内暗いところで作用する細胞のほうにロドプシンというたんぱく質(色素細胞)があって、光を感知すると瞬時に分解し、再合成をする、この繰り返しが電気シグナルとなって神経細胞ニューロンを通り脳へ伝わるというのですが、たとえば暗いところで長い間目を使っていたり、パソコンのし過ぎや長時間のドライブなどで目が疲れたと感じる、目がちかちかする、かすむ、などの症状が現れてくるのは、この「ロドプシン」の再合成がうまくいかなくなっているからだと考えられるんだそうです。
ということで、この「ロドプシン」の再合成をしやすくする、活性化させ、正常化させることができればこの「疲れ目・かすめみ目・ちかちか」を回復させることができる、となるんですが、そこで登場するのが「アントシアニン」だったんですね。
アントシアニンは血管を活性化させ、栄養補給を確保するのに有効だといわれていますが、ロドプシンの構造というのをみてみると「アミノ酸連鎖からなるタンパク質部分・オプシンと非アミノ酸であるレチナール・ビタミンAの誘導体という発色団(光を吸収する物質)が共有結合している構造」とのことで、このレチナールというのが光を吸収する役割をし、その吸収したときにできるゆがみがオプシンに伝わってロドプシン全体が変化し、活性化したたんぱく質となってその「活性化した」状況が電気信号となる、この「活性化」にアントシアニンが影響しているんじゃないかなぁと思ったんだけど、専門用語が多くてすぐには理解できなかったです(汗)
参考サイト やまだあつし小劇場 http://jegog.phys.nagoya-u.ac.jp/~ayamada/index.shtml 
色覚についての項目はなんかすごいなぁ、と思って見てました(・・・しかし全部は難しくて読んでないし/汗)これから勉強させていただきます。
ところで「アントシアニン」の効力というのは大体24時間くらいだそうで、即効性がある代わりに持続性は期待できないとのことですから、大量に摂取するよりは適量を毎日摂るほうが効果が高いそうです。ロドプシンの働きを理解すると、再合成が鈍くなる=ピント合わせ不良になる、ともいえるんだろうからその活性化に効くというアントシアニンは目の老化防止にもなるってことでしょうね。
また「レチナール・ビタミンA誘導体」が光の吸収体であることから、ビタミンAもこの働きには必要なわけで、緑黄色野菜の代表格、ほうれん草などに多く含まれる「ルテイン」や、にんじんなどに含まれる「ベータカロチン」も目にいわけです。なるほどですね〜



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