murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

製作範囲外

メガネを作る、ということで見え方を調べさせていただいて、ほとんどの場合が各メーカーの製作範囲の中に入っているレンズであってよほどでないと(たとえば目と目の間隔がすごく狭いのにすごく大きなフレームを使いたいとかって言う場合の外径が足りないというパターンとか)製作範囲外での作成というのはないのだけれど、今日はその「製作範囲外」度数の作成ができるレンズが限られる注文が来た。ミックスレンズで乱視が−4.50Dもあったからだ。
以前は結構無理なお願いでも聞いてもらえるレンズが多かったように思うけれど、最近はレンズの作り方が変わってきたのか製作範囲外で受け付けてくれるのがすごく少ないように思う。今回の場合はニコンレンズではVIDA4ASとHOYAのHM−Hが元もと作れたんだけれど、非球面レンズではなくて紫外線除けが入っていたほうがいい、となるとそれぞれVIDA3かHL16という名前の屈折率1.60素材のものでなんとかならないかってことになって、確認したら作ることができたんで良かったんですけどね。
微妙な度数の度数範囲外は作ることのできないものがある。遠近両用の中間度数はできないんだよなぁ・・・・・技術的にはできるものもあるのかもと思うけれど、最近はお願いしてもOKだったためしがないのでたぶん無理なんだろう。利き目のバランスをとっていくと、−0.75Dと−0.84Dでバッチリでも作ることができないから強めか弱めにあわせていくことがあるけれどそれってどうかなぁと思うときはある・・・。中間度数はそういえば作れるレンズが少ないですね。
特注料金として追加料金がかかってしまうのも難点ではある「製作範囲外」ですが、必要な場合があるのだから作ることのできるレンズを狭めないでほしいなぁと思います。






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