murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

「錯視」ってなに?

昨日テレビを見ていたところ「錯視」というなんとも不思議な絵を紹介していて、動いていないはずの絵が動いて見えたり、長さや大きさがどう頑張ってみても違うように見えるのに向きや角度を変えると同じ大きさや長さだと言うことがわかったりと言う、とってもとっても「摩訶不思議」だったわけですが、この「摩訶不思議」と感じるときに脳は活性化するらしくって「なんか変」と思ったときにリフレッシュするらしいです。
そういえばこれも錯視だよなぁと思って自分でも描いてみました。一番シンプルな「線」による錯視です。

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上の線と下の線は長さが違って見えるんですが、実は同じ長さです。イラストレーターで描きましたが、パーツは全部で2つしかありません。直線1本と<型の図形1個、これをコピーして回転させて整列させただけなんで長さを変えようがありません。ちなみに、したの赤い線も同じ長さです。測ってみるとわかります。


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でも、なんでこれが違う長さに見えるのか・・・・・それは人の持つ高度な視覚システムがなせる業、といえるんだと思うんですがそれを簡単端的に説明できるなんてのは到底無理なんで(汗)専門家の先生のページでお調べいただければ幸いです。私は絵の方を先に見てとにかく「どひゃー」と思ってるんでなんでこうなるのかってのを勉強するのはまだまだ先になりそうです(汗汗)

北岡明佳の錯視のページ http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/index-j.html

立命館大学の北岡先生のページです。このTOPに描かれている「蛇の回転」がテレビで出てたんです!そのときは動いてるのかどうかはっきりわかんなかったんですが、このページを拝見すると「気持ち悪いくらい」蛇がぐるぐるしてます。で、動いてるところに視線を持っていくとその絵自体は止まり、顔を離すとまたぐるぐる動くんです。うーん、気持ち悪い・・・注意書きもありますが、船酔いな感じになる方もいるかもですよ、うん。

トリックアートであれば、近くに「SOWA美術館」(新潟県長岡市寺泊野積107-6 0258-75-5355)があるのだけれど、それも階段のはずなのに近寄るとまっ平らだったり窓があると思ったら一つを除いて全部絵だったり、それはこの錯視絵とはまた違った感じですが脳が活性化することは間違いないですね(笑)

あとよく見る「錯視」というとサッカーの試合を見ていてゴール近くにスポンサーの看板が「立ってる」ように見えるのがありますよね。でも本当は平らな状態で、わかって見ててもボールが飛んでいくとヒヤッとすることがあるんですが(ワハハ)、ホント視覚と言うのは「摩訶不思議」なものだなぁと思います。