murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

変形したメガネを直すか、それとも新しく作るかという選択

今朝、私とあまり変わらない年代の女性の方が、ものすごくひん曲がった状態のメガネを顔にかけてきました。なんでも仕事中に被るキャップ帽を外した時に引っ張られて変形したそうです。ヨロイと言うメガネの前枠とテンプル(つるの部分)を繋げるパーツで、元々直角までは行かないけれど四角く曲がってる形でそれがほぼ真っ直ぐになっているので直して欲しいと受け取った時はもしかしたら折れてるんじゃないか、と心配しました。
幸い折れてはいなかったですがかなりの曲がり皺が出来ていて、このまま力を加えて曲げをつけようとすると折れる可能性は十分ありました。たとえば針金を思い浮かべていただければわかりが早いと思いますが、針金を一度曲げたところを何回か曲げ伸ばしすると、そのうち切れてしまいますよね?それと同じことがフレームの曲がったところでは起きやすくなっているんです。ご本人も何度も変形直しをしている場所なので「曲がりグセ」が付いているだろうからこの際フレームを新しくしようか、と仰ったんですが、条件が「今と同じ形」もしくは「ほとんど同じ大きさのフレームにする」ということで、しかしそれがなかなか難しいことだったんです。
7〜8年前に購入していただいたデザイナーズブランド(モルガン)の上下幅が4センチくらいある丸い形の枠で、横幅が50ミリなんでほとんどまん丸、今店で扱っているフレームに照らし合わせると縦幅がいい感じだと横が足りないし、横幅ははいるとなると縦幅が極端に小さくなる。今は小さめ横長フレームがほとんどでそういった枠にするとご本人の見え方の希望ではなくなる(視野が狭くなってしまう)というのでうーん、と考えたんですね。
長年気に入って使っていただいている枠も、金属の経年変化と言うのがあるので5年以上たってしまうと曲がりやすくなったり合金ものだと錆が出てきたりしやすくなります。どんなに大切に使っていただいても、10年を超えるとちょっとしたことでどんな変形が起こってもおかしくないなぁと思える状態になります。チタンフレームで本当に丈夫なものが出てきていますのでフレーム寿命と言うのが長くなっていることは確かなんですが、曲げやつぶれがあるフレームはもっと寿命は短くなります。この場合も最悪メーカー修理にしないといけないかも、と説明をして、今回は直すことにしました。
直しながらお話を聞いていると、健康診断で左右の見え方に差があったことや最近は近くの見え方が悪くなってきたというのが心配だとお話いただいたので、簡単にオートレフで調べてみましたら今よりも4段階くらい近視の度数を上げないといけないということがわかりました。今のメガネでは両眼視0.8、日常生活には支障がないものの、車の運転時、特に夜はちょっと怖いかなと思うことがあるそうです。
予備のメガネは持っていないということでしたが、こうして調べたことでメガネの度数の見直しとやはりもう1本メガネを持っていたほうが壊してしまったときに安心だという話になりました。
私は13本メガネを持っているんですが、全部いっぺんに顔にかける訳にはいかないものの予備があるってことでいざと言うときに安心できますもんね。バッグの中には必ずもう1本メガネが入っていたりします。
今日はお仕事中と言うことでしたので後日またメガネの度数から設定することになりましたが、では今度のメガネは最新のデザインのをオススメしようかと思ってます。



人気ブログランキングへ
にほんブログ村 健康ブログへ  
Yahoo!ブックマークに登録