murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

HOYAスプリングキャラバン2009

メガネレンズのメーカーが開催する「メガネの勉強会」、先週のニコンの講習会には残念ながらウチの店からは誰も参加できなかったんですが、昨日の「HOYAスプリングキャラバン2009」には社長の息子さん(T君)が参加してきました。なんでも予定以上の人が来場し、すごく盛況だったそうです。
講習会の内容としては主に「コンサルティング力を高める」、と言うものだったようです。昨年あたりから、眼鏡に携わるさまざまな協会・連合会の会報やお知らせなどでこの「メガネのコンサルティング力」「接客のクオリティ」の向上が重要課題のように話題になってきて、でもそれは考えてみれば当然なんですけどね。なんたって自分の目に合わせたメガネを作るんじゃなくてお客様の目に合わせたメガネを作るんだから、どんな時にどんな風に、どのくらいの距離でどういった環境で、快適に使えるメガネがほしいのかは顔を見ただけじゃわかりません。ちゃんと話を聞いて、それに対して自分は何を勧めたら一番いいと答えられるのか、自分の側にきっちりとした知識と相手に対しての想像力と、実際の商品知識がないとできませんから。しかし何でそれに対して改めてこういった講習会を催すのかというと、それはメガネ屋もいろんなお店(どことは言いません!)が増えて販売する側の質が落ちてきているという危惧があるからではないかなぁと思います。メガネを作る場合に装用テストをしないなんてのはもってのほかだと私は思ってるんですが、機械での検眼しかしなくて実際に使える度数なのかどうか使う本人への確認をしないなんて話も聞くことがあります。またメガネはレンズの質さえよければいいのかと言うものではないし、視力が1.2出ていればいいというものでもありません。その方が実際にかけてみて、使ってみて違和感がないな、満足できるな、となってはじめてメガネとしての「よいクオリティ」といえるわけで、そこまでもって行くための道筋はお客様の側ではなくてメガネ屋であるこちら側がつけていくものだと思います。そのために必要なのが「会話」、いろいろと質問するばかりではなくて何が必要だと思ってここに来てくれたのかを聞く事からだと考えるんです。
この講習会で貰ってきた資料の中にはどのようにしてアプローチしていったらいいのか、数多くの例が挙げられているんですが、その中にはお客様ご自身もはっきりとしていない「目的」を明確にしていくためのものもあります。で、この例では聞くための例題は挙げられているんですがその答えは書かれていません。講習会では講師の方がいろいろと話してくれたそうですが、それに対しては自分で考えると言うことが大事なんだと思います。自分ならどう考えるか、自分ならどう答えるか、そこを頭に思いながら繰り返し読むといいよね、とT君とは話してました。
まず自分が以上をどこまで実践できるのか、です。頑張ります。
持ち帰ったなかに「マルチスケール」というPDばかりではなく前傾角や頂間距離、そり角やフレームについてるダミーレンズのカーブや遠近両用レンズの累進帯なんかまで計れるすごいスケールがありました。なかなか使いこなすのは大変そうだ・・・・・と構ってるとこれが結構面白かったです。もうちょっと構ってみてこのスケールの使い勝手をご紹介していこうと思います。




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