murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ニコンのマーケティング部の方とお話しました

今日はニコンのマーケティング部の方からお話を聞かせていただく機会をいただきました。なんとですね、私のこのブログを読んでいただいてたそうで、特に遠近両用レンズについてあーだこーだと書いている内容が目に留まったんだそうですが・・・・・正直ぶっちゃけトークが過ぎたのかしらとご連絡いただいたときには心配したんです(・・・ワハハ)
しかし、いろいろお話して勉強になることがたくさんありました!いろいろの中にはオフレコもあったりして全部書けないんですが(笑)
メインの話題だったプレシオパワーの性能についてはかなり突っ込んでお聞きしましたよ。でもって改めて、やっぱりこのレンズは「使いやすさ」にこだわったレンズなんだと実感しました。プレシオパワーはプレシオWが出てからそれほど間を置かないで発売されたという印象だったんですけど、その使いやすさにこだわった結果がプレシオWでは満足しなかった、と言う理由で、なんつーかお話を聞いてて光学メーカーとしての「もっといいものを作る」という意識が強くあったという感じを受けました。
プレシオパワーについては「5つの販売戦略」というものを説明していただきました。既に販売上で活用しているものもありましたが(テストレンズをスタンダードクラスからアップグレードしていくことによってよりレンズのよさを実感できるとかね)、これからのレンズの説明ですぐに使えるものばかりだったのでなるほどなぁと納得しながらお聞きしました。まぁ、販売戦略というか、このプレシオパワーというレンズの持つ際立った特色という感じですよね。
1 2.00以上の加入度数でかけ替えの違いを実感できる
2.00以下の加入では他のメーカーでもほとんど差を感じないのですが、2.00以上の加入の場合は特に手元の収差量を減らすことが出来るのでより広くものが見えるということが実感できる、というもの。事実プレシオアイの2.00加入よりもプレシオパワーの2.50加入のほうが有効視界が広がるというシュミレーション結果を示したチェックシートがあるんですが、これを見ると必要度数の変化により加入度数が上がった場合にはよりはっきりと見えて尚且つより広い視野が得られるわけで、そこが「かけ替えで実感できるリピーター専用レンズ」と位置づける所以となるわけです。
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2 度数にかかわらず、常に安定した性能が得られる
遠近両用レンズというのはたいがいが外面の設定があってそれに対して必要度数に応じて内面を削っていくわけですが、その内面の設定をオーダーされたレンズ一つ一つに対して1から作っていくという、この点は何度かブログでも取り上げましたが(http://d.hatena.ne.jp/k-hisari/20090204/1233714167)「ニコン光学エンジン」というハイレベルな光学設計専用高速演算システムを使っての設計図をその都度じっくり作っていくんだそうですが、これもいろんなシュミレーションを見せていただきましたけど揺れゆがみの出方(地図で言う等高線みたいなのでどこら辺が揺れゆがみが出るのかという絵が見れるんですけど)が本当に加入度数が上がっていってもあんまり変わんないんですよね。これはすごいなぁと思いました。で、累進帯が12・13・14ミリと3段階あるんですがこの累進帯の違いでもほとんど変わらないので、フレームの小さめのものを選んで累進帯を短くしてもぜんぜんOKなんですからこれはファッションの幅が出来るというものですよね。
3 異なるメーカーからのかけ替えも安心
メーカーの特性って言うのはあるので、なかなかそこの間を越えるというのは難しいと思うんです。それ以外にもウチの店に関して言えば遠視・近視・乱視それぞれに評判がいいレンズタイプというのがあるんですが、その間を越えるものとしてもなかなかいいもの持ってるなとは思っていたんですが、その点をさまざまな評価から見せていただいてなるほどなと納得しました。実際テストレンズを使っていただいて見ているものよりも、出来上がってきたレンズはもっと出来がいいのですから(設計を1からするのでフルオーダーレンズとなるのですよ)テストレンズの段階で評判がよければもっともっといい見え方になる、と自信を持って言える、というのです。いやーここはかなり、それこそ自信を持って力説してたんで間違いないですよね(笑)
4 アップグレードによる違いを体感
5 日本製だから安心感がある
テストレンズをきちんと使ってきちんと説明すると、自分がどう見たいかという部分には皆さんよりシビアになっていくと思うんですね。特にハイグレードなレンズになってくると微妙な部分、「なんとなく違う」という部分に敏感になってくるように思います。そこに「はっきり見えてラク」なレンズが登場するとやっぱりそれがいいということになると思うんですが、プレシオパワーはまさにそのレンズに当たるわけです。ウチの店ではニコンの遠近両用レンズはプレシオパワーから入ったといっても過言ではないので今お使いいただいているほとんどの方が他のメーカーからのかけ替えになるわけですが、昨年の導入期から目立ったクレームはないんです。ていうか、使いやすくなったというお話は聞くんですがその反対はないんですね。なかなかすごいことだと思います。うーん、ますますプレシオパワーを推していきたくなったような(笑)
お客様一人ひとりに合ったレンズを選んでいくといったなかで、今日お聞きした知識をお客様に対して有効に使っていけるように生かして行こうと思います。




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