murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

携帯電話はやはり目を疲れさせると思う

本日来店された30歳代の女性の方は、昨年の春近視のメガネを作ってくださったばかりの方で、そのときには両眼の矯正視力1.0を出していたんですが、「4メートルくらい先のテレビに映し出される字幕スーパーが見えない」と言うことでご相談に見えられました。
通常であるなら、30歳代の方できちんと視力が出ている状況で1年足らずで大幅に近視が進むと言うのは少ないのですが、視力を調べてみると昨年作ったメガネの3倍ほどの近視が必要で利き目でないほうの乱視が倍くらいになっていました。一番おかしいなと思ったのがレッドグリーンに対する反応で、最初にお答えいただいたのとしばらく他のテストをさせていただいたあとにもう一度見ていただいた結果が全然違うんですね。緑の方がいいと言う返事で近視をどんどん落としていくと視力の出方が極端に悪くなり、ある程度視力を出していこうとしてからもう一度見ていただくと赤の方がいいという感じで、行ったり来たりしているんです。
いつもはどんな目の使い方をしているのか、それをお聞きしたところ日中は携帯電話を使ってネット閲覧やメール、ショッピングをすることがとても多いという話でした。ショッピングになると1時間や2時間は続けて画面を見続けるというので、それじゃずっと手元の小さい画面に集中しているわけですから眼の中の水晶体も商店を近くに寄せる為に真ん中が厚くなり続けている、と言うことになります。それが習慣になってしまっていると、過剰な近視状態が続いていると言うことになるのでそれが視力の低下につながるんだと考えられます。
はじめはメガネをかけてはじめた所為で近視が進んだんじゃないか、という心配もされたんですが、メガネをかけたから近視が進むというのは俗説ですしそれはないので、近業が長く続いたために目を酷使したというのが原因だと思います。年齢的にはメガネをかけたうえで調節力を使って手元を見るというのは問題なく出来ると思いますので、適切な刺激を目に与えるという点ではメガネはきちんと掛けていただきたいとお話しました。
しかし、お客様と話していて気がついたんですが、携帯電話ってほとんど目を動かさなくても見えるじゃないですか。パソコンなら15インチとか17インチで大体30センチ以上はありますし、最近のセットのメインは20インチくらいあるからもっと大きいですよね。そうなると一度に全部の情報は入ってこないから目線を動かす必要が少しはあるけれど、そうじゃないからやっぱりぎゅーっと視線が集まるって感じがするんですよね。力が入るだろうなって言うか。<実は私は「不携帯電話」派(携帯は持ってても常にバッグの中派)なので長い時間見てるというのがないんです。
そう考えると、携帯電話でネットショッピングって疲れるだろうなぁ・・・。出来ることから、ということで10分20分と携帯使用が続いたときには目線を遠くに飛ばして目の筋肉の緩急をつけるといいことと、目のホットパックとアイスパック(お風呂に入っているときに出来る簡単パック。目の上に熱めのタオルをのせた後、冷たいタオルをのせてそれを交互に行うと目元の血行が良くなって疲れが取れます)をオススメしました。本当に簡単ですが、効果があります。どうぞお試しあれ。



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