murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

自分以外のメガネは合いません

男性用のメガネを自分の顔にあわせて調整して欲しい、という女性の方がいらっしゃいました。ご主人のメガネだそうですが、顔にかけていて歩くとすぐにずり落ちてくる、というのです。
サイズは55サイズくらいだったと思うんですが、耳の曲がりが合っていないのでまずそこを直さないといけないわけですが、それよりもメガネを預かった時点で気になることがありました。そのメガネは度つきレンズで、凸(プラス)レンズで乱視も入っているんです。てことは既製品ではなくてあつらえ品、しかも結構いい度数なんで、度の合わない人は周りがぼやけてゆがんで見えてると思うんだけれど、この方は確かに顔にかけて歩いて店の中に入ってきました。うーん、じゃあ偶然に度数が合ってるのか?と思って色々お聞きしたところぜんぜん違うことがわかりました。
このメガネはご主人の形見の品だというのですが、長い間使わないでとっておいた物で、ご主人は遠くを見るためのものと手元を見るためのもの、2本を使い分けていたけれどこれはどちらなのかわからないということ、ご自分は昨年網膜はく離の手術をして左目の視力はほとんどゼロという診断をされたそうなのだけれど、右目は問題なく視力は確保できているのでメガネを使う必要なしといわれたとのこと、今は1ヶ月に一度目の定期健診に行っていて経過は順調だといわれているということ、しかし夏が過ぎてここ何日か夜になると目が疲れてしまうということ、そういったことが重なってご主人が使っていたメガネを思い出して、これを掛ければいいかと思って掛けているというんですね。
しかし、まず度数は合っていないと思われるんです。ここはしっかり視力を調べさせていただいてないのでなんともいえませんが、顔にかけて遠くを見ると揺れるしなんだかはっきりしなくなる、といいます。裸眼で見ていたほうが周りは綺麗に見えるんですね。なので多分度数は合っていません。目の疲れはというと、さほど変わりがないかちょっといいかくらいになったそうです。うーん、これは紫外線よけが入っているからかもしれません。
合っていないメガネはただ見え方が悪いというだけじゃなくて、目を疲れさせる原因になってしまいます。この方の場合、もったいないという気持ちがあったのと形見なのでぜひ使いたいという気持ちがあったというのですが、気持ちはわかるけれどレンズは入れ替えていただかないと決して「自分が使える」メガネにはならないんです。
私には意外なことなんですが、結構自分のメガネじゃないものを度が合ってるかどうかも調べないで使っている方が多いんですよね。手元用ならまだしも遠方視用は絶対避けていただきたいです。せめて使えるかどうかをメガネ屋で調べてもらってください。


全然話題が変わりますが・・・・・
大相撲のゆるキャラまんが「ハッキヨイ!せきトリくんhttp://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/special/sekitorikun/index.html の先輩関取キャラに「めがね川」関という方がいるんですが、このお相撲さんの実家は「メガネメーカー」だそうです(笑)大相撲も意外な方向で頑張ってるなぁ〜



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