murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

今年最後の雑魚川

主人曰く「これで今年最後」という雑魚川への釣りに行ってきました。来週天気になれば今度は佐久の方に行くといっているので、多分本当に最後になるんだろうけれど、その次の週の天気次第でどうなるかわかんないですね、と言うのも、今日はまったく釣れなかったんです。
着いたのが12時過ぎだったというのもあるんでしょうが、川でしばらく竿を振ってみてすぐに「今日は渋いねぇ」と主人が言いました。魚が全然、ピクリとも動かないし逃げる気配すらない、というんですね。8月の半ばくらいにはかなりの人が入っていてその中でも魚の動きは感じられたのに、ひと夏でだいぶ人が入って魚自体がフライが頭の上を飛んでいるのに慣れたのか、それともスレたのか、いつもは必ずいる場所でも反応がないと言います。今日も川まで下りるまでにフライもルアーもテンカラ師の方も何人か歩いているのを見かけたんですが、去年の9月の印象よりも人が多いとは思いました。
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水量はかなり少ないという感じでした。
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しかし今日は山の天気らしくめまぐるしく変わる空で、日差しの強い時もあれば雨模様の時もあり、なかなかじっとしていなかったですね。そういった所為もあるんでしょうか、普段は多く飛んでいる虫も今日はアゲハ蝶と蜂ばかりで、魚のえさになりそうな虫は出てこなかったです。5時過ぎくらいになってようやく出て来る、という状況だったのかもしれません。
帰り際に山梨から来たというフライマンにお会いしましたが、3時間で27センチクラスを1匹釣れただけだったと話していました。これがはじめての雑魚川だそうですが、色の綺麗な岩魚だということと、やはり「今日は渋いですねぇ」と言っていましたね。

ところで、雑魚川まで上がってくる途中の一沼のところで、皇太子ご一家が志賀高原での御静養から帰京する場面に遭遇しました。いつもそこで蓮の花を撮ってから川まで上がるんですが、車から降りたところで私服の警官に声を掛けられここで手を振ってお見送りを、と説明されてめったにそんな機会もないですから是非と思ってお待ちしてました。そう言われれば今日は多くのパトカーや白バイが尋常じゃないほどの頻度で上から降りてくるよなぁと思っていたところなので、そういう事情なのかと納得しました。
カメラ撮影もOKですよ、と言われたんですがいざとなるとそんな余裕もなく、その場にいた5人ほどと一緒に手を振って見送りました。道路を挟んですぐのところで窓を全開にして手を振ってくださってましたねぇ。その時は結構緊張したけど、新聞や雑誌でいろいろ書かれてる御家族というのとは違い、普通のワンボックスカーで親子三人でお出かけしている普通の御家族だよなぁ、という印象でしたね。いや、先導のパトカーや前後の関係車両の数は普通じゃなかったですけど。
そのまま高速で帰るのかと思ったら長野駅から新幹線で帰られるとの事。なるほどエコなんだなぁと思いました。