murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

秋の目にいいレシピ

目にいいレシピ、とはいえ、今日ご紹介するのはレシピではないです。「ブドウ」です。
ブドウはご存知のとおり、この時期いろんな種類・いろんな味のものがたくさん店頭に並びます。昨日行ってきた志賀高原の入り口である山之内にある道の駅でも美味しそうな巨峰がひと房350円で売っていました。すぐ隣に「志賀アグリパーク」という果物狩りの出来る施設があるんですが、そろそろブドウのシーズンらしくたくさんの人でにぎわってました。
ブドウには、目にいいアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。これは強い陽射しを浴びて育つブドウが自分自身を紫外線から守る為に作られているとのことで、実よりも皮に多く含まれています。巨峰はとても綺麗な紫色をしていますが、あの色で紫外線から大事な実をカバーしているんですね。
ブドウに含まれているポリフェノールには強力な抗酸化作用があり、美白効果もあるそうです。またその中でもアントシアニンには毛細血管の血流をよくする効果があって、それが疲れ目を緩和するというのです。
ところで、フランス人は日本人に比べると肉食や乳製品など高脂肪な食事をしているにもかかわらず、動脈硬化や心臓病による死亡が少ないそうです。これは「フレンチパラドックス」と呼ばれるそうですが、ここにブドウのポリフェノールが効果を発揮していたとのこと。赤ワインに含まれる良質のポリフェノールが血行を良くしてさまざまな病気から身体を守っていたということなんでしょう。またポリフェノールを多く含む皮の部分をハーブとしてお茶にしたり、カスピ海やエーゲ海などの地方では郷土料理として食用にしているとのこと。なんでも赤ワインの100から300倍ほどのポリフェノールを皮は含んでいるというのですからそれを食べるときに捨てちゃうのはもったいないですね。
この皮を極力綺麗に、最低限の廃棄率(笑)で食べるには「つまようじ」を使います。実と皮の間につまようじを半分くらいのところまで差し入れ、皮の側に当てながらくるりと一周するようにして、最後はつまようじで実を刺しながら皮を押し出すとプルンと綺麗にむけるんです。これは実際にテレビで見ていたのをやってみて、おおー!と驚くくらい本当に綺麗にできたんでぜひやってみてください。手もびしゃびしゃにならないんでオススメです。
皮ごと食べるには冷凍するのもオススメ。種無し巨峰をそのまま冷凍庫に入れて、解凍せずに硬いところをシャリシャリと食べます。これが意外な美味しさですし、丸ごと食べるのはちょっとと言う人にはヨーグルトやアイスクリームと一緒にミキサーにかけるのもOK。ただし一旦凍ったものを解凍してしまうと実がふやふやになってしまうのでお気をつけ下さい。

参考HP
広島大学 ワインレッドの秘密に迫る http://www.hiroshima-u.ac.jp/gsbs/kenkyu_syokai/goto/index.html
大学っていろんな研究してるんだなぁと思いましたねぇ。