murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

遠近両用メガネの天地サイズ

今日は問屋の営業さんが来ていたので色々と新商品のお話を聞いたり、よそのお店のお話を聞いたり(特に都内のアンテナショップ的メガネ屋さんの話は貴重です!自分はなかなか行けませんので/汗)まぁ情報交換をしていたんですが、その中でも盛り上がったのが「遠近両用メガネの天地サイズ」のこと。
私よりも3歳年上で、奥様も同い年だという営業さんのところはご本人も奥様も遠近両用レンズユーザーで、私もそうでしたが奥様は今まではヴィヴィアン・ウエストウッドなどの天地サイズが小さめのメガネを使っていたそうです。オシャレなフレームは大概が天地サイズ(メガネの上下幅)が26ミリとか28ミリで、横幅だって50ミリがそこそこ、単焦点なら問題ないですが(とはいえ、一番最初にシルエットの横幅46ミリの楕円にメガネをかけてみたときは一世一代の覚悟!と意気込んだことは確かですが/大げさすぎ)この大きさでは遠近両用レンズは十分機能するだけのバランスで加工することは難しいです。最初の遠近両用メガネはシャルマンのラコステで上下幅28ミリにものに累進帯11ミリのレンズを入れたんですが、隠しマークで見ると綺麗にバランスよく入っているし視界も確保できてるんですけど、揺れゆがみも感じないし遠くの見え方もいいんですけど、新しく作った天地サイズ34ミリのほうが使いやすいんです。
で、そのことを話したら「ウチの奥さんもそう言ってるー」となんだか意気投合(笑)遠近両用レンズにベストな天地サイズは35ミリだよねー!と意見が一致しました。
ここで大事なのは、天地サイズが大きければいいってモンじゃないってことなんですね。40ミリ以上になると累進帯14ミリのものを入れてもセンターラインから考えると手元用の度数の入っているアイポイントの下端から5ミリ、男性用の昔あった大振りなものだと10ミリや15ミリくらいまだレンズがあるという状態になってしまうので、その部分はベストな状態からすると度数がきちんと出ていませんから、余分な場所ということになります。また、上下の幅が大きいということはそのセンターラインだって下にさがると言うことなので手元のベストポイントを探すのが大変なんです。
自分で使ってみてわかったことですが、遠近両用レンズは天地サイズ35ミリ幅で横幅は51サイズくらいが一番いいですよ。横幅に関して言えばいくらでもよさそうですが、なんか揺れが来る前に視界がフレームアウトしたほうがいいような気がします。あ、顔を動かさないといけなかったんだ!と気がつくというか(笑)
11ミリの累進帯(HOYAサミットプレミアム)も問題なく使えてたんですけどねぇ・・・13ミリ(ニコンプレシオパワー)を使い始めたらトータルで考えるとこっちが楽なんで結局外さないでいます。今では単焦点レンズのメガネを使う気にならなくなってるんですが、遠近両用レンズを掛け始めた40代前半のよそのお店のオーナーさんも似たようなことを言っていたそうで、メガネを掛けかえるといかに手元が見えることが便利かわかるというものなんです。
なるほど、やはりそうかー、と思いましたねぇ。




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