murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

アイラインがドライアイの原因!

今朝の「めざましテレビ」でアイラインをまつげの内側、粘膜の部分に引くのがドライアイの原因の一つである、というのを放送していました。以前このメガネ屋さん日記でも同じ内容で書かせていただいたことがありますが、実際映像も交えてみると「これは怖いわ」と思いましたね。
最近の若い女性の66%がまつげの内側の粘膜にアイラインを引いているという調査結果も出ていましたが、この部分にアイラインを引くとマイボーム腺をつまらせてしまって炎症を起こす可能性があるそうです。で、このマイボーム腺とはなんぞや?ですが、まぶたの縁にある特殊な皮脂腺で、ここから分泌される油性成分によって涙の乾くのを防ぎ、常に瞳の上に涙がとどまっているように頬に流れるのを抑えているという働きをしています。このマイボーム腺は上まぶたには約50本、下まぶたには約25本あるそうで、テレビでアイラインの化粧法を披露していたように上のまぶたの内側はまつげの間を全部埋めるように、下は目じりから半分をガッツリ埋め込むように塗ってしまうとこのマイボーム腺の出口をふさいでいるようなものなんですね。
これを実験してみたという映像では、アイラインを引いている人の涙の量は正常値の約半分くらいになっていたし、涙が蒸発するまでの時間は通常10秒以上かかるところがアイラインを引いてあるだけで半分以下、目を見開いた直後から瞳の上がどんどん乾いていっているのがはっきり分かる人もいました。平均が4秒で蒸発してしまったとのことでこれではドライアイもそうですが、乾燥した瞳とまぶたがこすれることによって、眼瞼炎を引き起こすこともありえます。また乾いた状態では目の上の細菌等も洗い流されないので、表層角膜縁を起こすことなども心配されます。
テレビでの実験結果は、5人中3人の方がアイラインを引いている状態ではドライアイの状況になっていたということでした。目がパッチリ大きくなる効果絶大のアイラインですが、引くなら目の粘膜ではなくてまつげの外側に引くとか、化粧後のクレンジングを丁寧にすることが大切で、内側は単純な洗顔では落ちないことが多いので綿棒などを使ってゆっくり取ることなどが紹介されていました。
これから冬に向かうとただでさえ空気が乾燥します。今から目のケアを考えて思わぬトラブルにならないよう気をつけたいものです。

3月30日 目元のオシャレでトラブル急増中? http://d.hatena.ne.jp/k-hisari/20090330/1238403176




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