murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

HOYAオータムキャラバン2009

HOYAの秋のセミナー「オータムキャラバン2009」に社長の息子さんが参加してきました。今回のテーマは「脱単焦点」による顧客満足度UP!!ということで、多様化する視生活(パソコンの普及や携帯電話の需要増加などで「見る」対象物が劇的に変化している)に対応するメガネの需要・価値にも年々変化が見られていること、今まではシニア世代がメインであった累進レンズの市場イメージが中間距離への視野対応で若い世代(主に20代)の方々への商品提案が話題の中心だったようです。
実際ウチの店でもいろいろなパターンの要求に応えられるように、累進レンズの品揃えは意識してきましたが、その結果単なる遠近両用ばかりではなく、中近・近々レンズの知名度・活用度も広がってきたように思います。なかなか遠近両用レンズだけでは満足できない微妙な距離の見え方を必要とする方(今までの例だと日本画を描かれている方や大正琴を趣味にされている方、ハンドクラフト系の趣味をお持ちの方やパソコンでの仕事が主だという方など)は中近や近々などをオススメするととても見やすくなったといっていただけますね。
今回のセミナーでHOYA一番のオススメだったのは「リマーク」と言うレンズで、Aタイプの方は加入が0.53Dなので若い世代でも違和感なく導入できるというものでした。この程度の加入は普通に手元を見ようとするときに働く調節力の範囲ですし、自分の目の中で働く調節力をレンズに補ってもらうことにより疲れにくくなるということはいえると思います。デスクワークが長く続く方にはいいですよね。あるお店では若い世代の方には一度はリマークをお勧めしていって、そのうちの80%がリマークAとのことですが、特に近視の度数が上がった方には今までと同じくらいの度数が下に入っているわけなので違和感もそうですが見え方の差が少なくなるとかんじるんじゃないかなとも思います。
私自身も遠近両用レンズを使い始める前は、パソコンを使用するときにはニコンのリラクシーと言うレンズを使っていました。これを作ったときにはまだHOYAのリマークは出てなかった時期なんですが、かなり長い間このリラクシーは重宝に使ったように思います。パソコン使用時にはどうしても姿勢と顔が動かないのに目だけ動くので、単焦点に比べると弱い加入ではあるけれどそっちの方がらくだったんですね。そういえばサポートメガネという役割でメーカーから勧められた覚えがあります。その後遠近両用レンズに変わってからはパソコンのときに掛けはずしをほとんどしませんから(かなり細かい作業時ははずしたほうが楽ですけどね/汗)、フローとしてはメーカー推奨の通りになるんでしょう(笑)自分の経験からすると、加入度数の早いうち(加入度数1.00Dくらいから)から遠近両用レンズに馴染んだほうが目も身体もなれるのが早いし違和感がないし、なかなかいいような気がします。
しかしこの「遠近両用」と言う名称、若い世代には抵抗感があるので他の言い方にしたほうがいいという話題も出たとか。うーん、なんて言いますかね・・・シニアレンズじゃあ余計に抵抗感を煽りそうですしね。機能レンズとしての面を押し出して「累進レンズ」と言うのが一番いいんでしょうか?





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