murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

老眼鏡の使い分け

これまでもメガネの使い分けについては何度か書いておりますが、老眼鏡についての話題が続いたので「老眼鏡の使い分け」を考えてみたいと思います。
老眼鏡は25日の「調節範囲を作業距離に持ってくる」ために必要な補正度数で決まるわけですが、作業距離が違ってくると必要度数も違ってくるわけです。調節力が減少し、補正する度数が大きくなってくるとその距離が3センチ違っただけでピントが合わなくなる、といったことも出てきます。そうなると一つの度数でのみ補正していることに無理が生じてくるので作業距離により度数を変える必要が出てくる、というのが「使い分け」の始まりなんですが。
そうそう、何本もメガネを作るわけには行かないと思うんですね。でもって、距離によって使い分け、といってもどの程度で区切るのかも問題だと思うんです。
セイコーの「快適視生活応援団」http://www.kaiteki-eye.jp/ というメガネの情報サイトでもこの「使い分け」についての話題が上がっていて、メガネの関しての掲示板では「3つのメガネの使い分け」が第5位の人気だったり、シニアレンズコーナーでは「老眼について」のあれこれが話題として取り上げられています。意外に(といっては失礼か/笑)わかりやすい例と内容が続いてるので理解しやすいです。<しかしやはりメーカーサイトなので自社製品の宣伝+微妙に関係者発言かと思うような部分があるのは否定できないんですが・・・
私自身はまだ加入度数が1.00Dくらいのものなので使い分けまでは行かないんですが、それでも通常使用の累進レンズのメガネでは本当に細かいところは見えにくいのです。腕時計の電池交換をする場合なんかは裸眼で見た方が見やすいです(私は近視+乱視で−1.50D程度)し、パソコンを中心に手元を見る場合にはニコンのリラクシーといって物凄く弱い累進レンズみたいな感じの「調節力補助メガネ」を使っています。てことは、3本(1本は自前の老眼鏡ですが)使い分けですね。そういえば累進レンズを常用するようになって1年経ったころからは遠方視専用メガネはまったく使わなくなりました。
12月には新しい「室内空間快適メガネ」という(長ったらしい)名前のレンズが来ますので、今度は累進レンズ+室内空間快適メガネの2本でいけるんじゃないかなと思ってます。
ところで、以前に「遠近両用メガネ」という呼び方が若い年齢層に不評、と聞いたので今は意識して「累進レンズ(メガネ)」と書いていますが、ではこの「シニアレンズ」とか「老眼鏡」という呼び方もあまりいい感じはしないですよね。これに関しては数年前からメガネ業界でも話題になっているんですが(思い出したように新しい呼び方でパンフレットや小冊子が来るもんね)「リーディンググラス」とか「パートナーグラス」とかいろいろ出てくるけど横文字じゃあ余計わかんない、というのはウチの店でのご高齢のお客様の意見でした。
字で書くと「近見用」もわかるかもですが「きんけんよう」と言葉で言うと「お金に変わる券?」と間違われてしまったし、最近ウチの店で統一している「お手元用」も「おてもとよう」と言葉でいわれるとピンと来ないようです。手元をご覧いただくときのメガネ、とここまでいうとわかっていただけますが、なんかいい呼び方はないでしょうか?
「文字読解快適メガネ」とか「パソコン使用快適メガネ」とか、「室内空間快適メガネ」に習って「快適」をつけてみましょうか。



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