murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

白内障の話を聞きました

店の前に復興住宅が出来たお陰か、このところ高齢の方々と会話する機会が増えました。中越沖地震の災害復興住宅は地震により家をなくした方で仮設住宅に入っていた方が優先的に入居しているのですが、その仮設住宅に入居していたのがお年寄り家庭が多くて、必然復興住宅もご高齢者家庭が多いようです。先日は今まで市街地からちょっと離れたところからここに移ってきたという方から「便利でこたえられないね」とお話いただいて、うーん、まぁ大型スーパーは目の前だし病院はあるし駅も近いですし、でウチは時計屋も兼ねてるんで(というか時計屋がメイン)電池交換はホントご来店年齢層が上がりました。ありがたいことです。
補聴器のご相談も増えてきていますが、最近ちょくちょく聞かれるのが「白内障」についてで、内容はさまざまですが白内障の手術をこれから受ける人もいれば自分はもしかして白内障なんじゃないかという心配をされてる人もいらっしゃいますし、もう数ヶ月から何年単位で以前に手術された方から術後のケアについて聞かれることもあります。
今日は、あと1ヶ月で術後のメガネ処方箋が出る、という方から今の状態で出来合いの老眼鏡を使っていて問題ないかどうかというご質問がありました。術後の安定の確認期で、まだしばらくちゃんとしたメガネが作れないからこれで間に合わせていいのか、ということなんです。
老眼鏡は、字を読むときだけ使うものですから、厳密に言うときちんと合っていないかもしれないけれど状況としては問題は少ないと思い、手元を見るときなら問題ないとお話しました。しかし、よく聞いて見ると「メガネはずっとかけているものだから手元を見るこのメガネを1日中かけていても問題ないか」ということだったんです。なんでも手術前は累進レンズでかけっぱなしでいたそうで、術後はそのメガネが全然合わなくなったのでとても不自由している、というのですね。
かけっぱなしにしていいか、というのなら話は別です。出来合いの老眼鏡は通常遠方視には使えませんので、もう1ヶ月先生の指示通り安定期間を置いて処方箋が出た時点で累進レンズを考えたらどうか、と説明しました。当然今持っている出来合いの老眼鏡は手元の字や本、新聞等を見るときのみの使用だということも付け加えました。
この方は両眼に白内障の症状が出ているそうですが、先生から2週間くらいの間を置いて両眼ともいっぺんに手術をしたらどうかといわれたのに手術自体が怖くて片方の手術だけを今回したそうです。実際やってみるとなんてことはない怖くもなんともない、とわかって先生の言うとおりにすればよかったと悔やんでいるそうなんです。数年前から白内障だというのはわかっていたそうですが、周りから年いってから手術をしたほうがいいとか、周辺が見えないくらいになってからのほうがいいとかいわれてずいぶん長い間手術をするのを拒んでいたそうですが、今年に入りとうとう重症だという先生の診断もあって手術に踏み切ったそうです。しかし、ある程度見えにくいのが続いてからのものだったので術後の視力回復に時間がかかっている、というのがご自分の感想なんだそうです。
早く手術すればよかった、というその話は今は知り合いの方に話して白内障だという場合にはすぐに手術しろ、といっているそうです。
いろんなパターンがあるので一概に「すぐに手術」と勧められませんが、やはり早期に治療に入るに越したことはないと思いました。



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