murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

プレシオH&Oを試してみる

12月にはいってすぐ、「プレシオホーム&オフィス(以下H&O)」と言う新しい中近レンズが届きまして、今現在累進レンズ(プレシオパワー)が入っているのと全く同じフレームを注文して同じ形同じ条件下でどのくらい見え方に差が出るのかを試したかったのでその入荷待ちをしていたらメガネの出来上がりが今日まで延びてしまいました。取り寄せたのはエスプレンドールEP−812の前枠が赤テンプルがシルバーのフレーム(写真上)、でも条件が同じと言うのにこだわったんで実際にプレシオH&Oを入れたのは今まで使ってたブラウン&ブルーの組み合わせのフレーム(写真下)のほうで、フィッティングが違うとかけ慣れないってのがこれで省略できるかなぁと思ったんです。
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早速かけてみたら新しい(赤い前枠)ほうは落ち着いた感じ(=ふける/汗)ような気がする、という周りの感想・・・・・うーん、かける人にもよると思うんですけど。
出来上がってすぐにかけたときの印象は、「遠くがバッチリ見えるじゃーん」でした。視力表で確認しても、顔の角度とかを気にしなくても1.2は出てます(ただし遠方視1.5にあわせて作った累進レンズと同じ度数で作ってます)これが先日問屋の営業さんから聞いた、遠方視部分7割をカバーしているんだという威力か?と思いましたね。フレームの上下幅は34ミリでH&Oの累進帯長は22ミリ、バランス的には遠く用のアイポイントも近く用のアイポイントも半分ずつ入っている感じです。度数は累進レンズよりも加入度数を2段階上げて1.25Dの加入、どのくらい揺れゆがみを感じるのかと思ったんですが、累進帯が長い分変化が緩やかな為か、横揺れはほとんど感じません。プレシオパワーをかけ始めたときの遠方視の焦点の甘さからするとぼやけると言った感じはまったくないので、これは私がニコンのレンズになれたのか、設計がいいのか、どっちかなぁと言うところです。
店の中だけで限定すれば、手元も見えるし人の顔はわかるし検眼器の指標も5メートル離れて見ることが出来たんでH&Oで十分問題ないです。特にパソコンの距離では、見ている幅が広くなったように感じますね。テレビの距離だと3メートル離れているところで下半分がなんとなくすっきりしないかな、と言う感じ。見ているのは32インチサイズですがこの距離は累進レンズの方が使いやすそうです。ご飯茶碗の距離は断然H&Oの方がいい!遠用メガネではもうぼんやりしている距離で累進レンズでも焦点を合わせるのが苦労する微妙に近いものなんですが、食べてる最中の見えづらさは感じません。
ただ、まだ慣れてないのと加入度数の強さの関係か、目は疲れないんですけど肩が張ってきてますね(汗)
お勧めするとしたら、普段から遠方視用のメガネをかけるつもりはまだないけれど手元の見えにくさを自覚し始めて細かい作業と顔を上げたときの見え方のギャップが嫌だから老眼鏡は掛けたくない、といった40歳代前半から50歳代くらいの方や、普段は弱い遠視でメガネの必要性を自覚してないけどテレビの距離や細かい字をもうちょっとはっきり見たい、といった方でしょうか。デスクワークの多い40歳代の方でまだ加入度数も強くないうちに使っていただくと、あんまり苦労しないで慣れることが出来るから近視で最近メガネを外して近くを見るようになった、なんて方(=私です!)にはうってつけだと思います。
ぜひぜひお試しあれ!ですねー