murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

加齢黄斑変性(AMD)のサポートHP

朝日新聞の掲載中の加齢黄斑変性に関する記事から知りました。AMDアライアンス・インターナショナル http://amdalliance.jp/ という、世界各国の加齢黄斑変性と診断された人たち及びその家族、また周辺の人、この病気を知らない人に対していったいどんな病気であるのか、治療法はどんなものがあるのか、どういったことに注意したらいいのか、という本当に事細かな内容に関してまでを公表し周知に努めているサイトです。
中を読んでいるとやはり欧米でこの病気にかかっている人は多いように思いますし、その分認識も周知も、治療方法も知られているようです。治療に関しては「治癒」させる方法は存在しないとはっきり書かれていますが、その予防と早期発見についてと早期に見つけられた場合の視力の温存方法はすごく細かく書かれていますし、食事療法やどんな栄養素がいいのか、加齢黄斑変性となった目で生活するうえで例えば台所でどんなことをすると過ごしやすいのか、お風呂場では、外出の時にはとこれもまたくわしく説明されています。
私が読んでいて一番関心を持ったのが早期発見の重要性の部分です。早期発見はどうしたらいいのか、と思って読んだのですが、やはり有効なのは定期的な眼科検診でこの検診の重要性が大きく欠けている、とありました。一部サイトから抜粋しますが、
「過去2年間に眼科検診を受けていない人の割合は、オーストラリアと日本がもっとも高く(それぞれ43%と33%)、加齢黄斑変性に対する認知度の高い米国でさえ、回答者の24%が過去2年間受けていないと答えました。また加齢黄斑変性発症の危険性が高まる55歳以上の人でも、受診率は一般人のそれと大きな差はありませんでした。」
とあって、日本でも眼科検診の重要性がそれほど認識されていないということがうかがい知れます。
その理由として「眼に不具合はないと思っていた」と言うのが最も多かったそうですが、目に関してはどんな病気でもそうですがとにかく痛くなる器官ではないので虫歯とかのように痛いからどこかおかしいという合図があるわけではないですし、片眼に異常が出ていても両眼視するときに不足分を補ってしまうというとても精度の高い器官であるために気がつきにくい、と言うことがあります。
しかししかし、片眼に症状が出るともう片方にも出る確率は高くなるのです。
危険因子 http://amdalliance.jp/information/preventionandearlydetection/riskfactors.php としてあげられているものの多くが普通に生活しているとどうしても関わりのあるものばかりなので、私自身は今のところこの病気にかかっているとか家族や親戚にかかった人がいるというわけではないのですが、今から出来ることは注意していきたいと思いました。以下の9項目が挙げられています。
喫煙:非喫煙者よりも2〜3倍のリスクがあるそうです。
栄養:高脂肪・高コレステロール食を続けていると、黄斑に脂肪が沈着し、血流が妨げられて加齢黄斑変性発症のリスクが高まるとのこと。抗酸化物質のビタミンCとE、ルテイン、ゼアキサンチン、ベータカロチンなどのカロチノイド、ミネラルである亜鉛は予防や進行を遅らせるのに効果があるとのこと。
高血圧:発症のリスクが高いそうです。
日光:紫外線は危険因子とのこと。
加齢:アメリカの推定では50歳代で2%だった発症率が70歳代では30%になるそうです。
遺伝:最近の研究では遺伝のリスクが高いということがわかってきたとのこと。患者の一親等間では3倍だそうです。
性別:女性の方が発症率が高いとのこと。エストロゲンが関係しているらしいです。
肌の色目の色:白人女性の発症率が高いとのことです。色素が薄い人の発症が高いということでしょうか?
重度の老眼:通常の老眼ではなく、眼球の形状変化によるもので起きる確率が高いそうです。
歳をとることには逆らえないので、出来ることからするのと眼科検診をするってことを習慣づけたいです。




人気ブログランキングへ 日記@BlogRanking blogram投票ボタン

にほんブログ村 健康ブログへ  
Yahoo!ブックマークに登録
My Profile by iddy

By TwitterIcon.com