初売りセールとタイムサービス

昨日からウチの店は新春初売りセールとして、目玉商品のパールセット「花珠８ミリセット」が１３８,０００円！とかパールバイオリン型ブローチ２,１００円！（これは”のだめ人気”をちょっと意識しました／笑　でもピアノ型ブローチは探し出せなかったです）とか、他にも店内商品２０％ＯＦＦということで１１日まで開催していますが、街中はどこもかしこも初売りでにぎわっているかと言うと柏崎市内に関して言うとこの大雪の所為でそこまでの賑わいはないように思います。ちょっと残念・・・でもバイオリンブローチは初日に完売しましたが（喜）
しかし、長岡の大型ショッピングモールに行ってみたんですがそこでは駐車場に入りきらないくらいの来客があって、それこそどこもかしこも普段は閑散としているバッグの専門店なんかもすごい人だかりでした。初売り福袋を目当ての人もいるのでしょうが、大勢お客を呼んでいる店の多くが初売り価格が５０％ＯＦＦ、そこに「タイムサービス」と称してプラス１０〜２０％ＯＦＦと言う破格の値段表示をしているお店でした。ほとんどが婦人服で、今からでも十分に活躍するダウンコートが元値１６,０００円のところを５,０００円均一に、そこにプラスの２０％で買上価格は４,２００円の税込みとなるんですから人が入らないわけないなーと思ってみてたんです。
でも、なんだか様子がゆっくりなんですね。どんなに安くなっても人だかりしてても買上までいくのはかなり吟味してから、そんな感じが伺えました。
デフレスパイラル、と言う言葉がたくさん出てきた年末でしたが、今は本当にいるものじゃないといくら安くしても売れない時代になったのか、と実感しました。私自身もいらないものは買わない、と思ってしまいますものね。
その反面、自分の欲しいもの・必要なものは安いもので済まそうというのではなく自分のニーズに応えてくれるものを探そうという気になります。今日の一番のお客様はフレームが真ん中から半分に折れてしまったメガネを何とか使えるようにならないか、と言うご相談で、ご自分のレンズを使いたいから枠換えを希望されてる方でした。安いメガネ屋がたくさんある、とご家族に言われて考えたそうですが、持ち込んだところ枠換えは受け付けないといわれてしまったそうでこちらにご来店になりました。
メガネは度数さえ合っていれば見えることに変わりがないかもしれません。でも、どういう風に使いたいかを満たさなければニーズに合っているとはいえないのではないか、ひいてはお客様の買上につながらないのではないか、と考えさせられるものでした。
安いものがかなりで回っている今ですから、なにを一番に望まれているのか、接客においては基本中の基本ですが、改めて今年はこの部分を充実させていこうと思います。