murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

頭の疲れと目の疲れ

最近聞かれることが多くなってきたのが(・・・前々からでもあるんだけど)「なんとなく見えづらい」「なんとなく焦点が合わない」「見え方がおかしいといっても先生は変化なしだと言う(眼科に行ってる方)」「思うように見えない」と言う数々で、これは年齢は関係無しで言われます。メガネの度数を調べてもやっぱりたいして変わんなかったりすることが多くて、一通り目とメガネのことについて話したり調べたり、必要ならメガネのフィッティングを直したりすると納得していただけたり時には見え方が改善したりするんですが、度数が合っていないものやフィッティングがあっていないメガネに関して以外では「疲れ目」と言うのが圧倒的に多いように思うんです。
以前書かせていただいた記事「目の未病学」http://d.hatena.ne.jp/k-hisari/20090519/1242727164 にもくわしく書いてありますが、疲れ目と言うのは聞くと大したことないと思いがちですけどかなり大変な状況になることがあるんです。疲れ目からくる調節力不良は早期の老眼にも繋がりますからね、そうなると心身ともにストレスに感じたりする場合も無視はできないので、なんだ疲れ目か、で放ってはおけないのです。
ものを見ると目が疲れる、と言うのは一説によると脳の視力が疲れている状態とのこと。角膜と水晶体を通って、時には調節力を使ってものを見るというのは「眼球視力」の説明ですが、なにがどう見えているのか、と言う部分に関しては情報が視神経を通って脳に対して目に映ったものがいったいなんであるのか伝達し、それを理解判断してはじめてそのものに対する認識に繋がる、というのが「脳内視力」というものです。このとき、脳自体が疲れていると正しい判断や鮮明な認識にならなくてはっきり見えていない、ということになってしまうそうです。
また、動いているものを見ているのにくらべて、動かないもの、本やパソコンの画面やゲームの画面(モニターの中は動いているといえそうですが、立体で動いているものではないので動かないものになるんだそう)を見ているときは脳はあまり働かないんだそうです。脳内視力が機能しないとそのうち低下する、ということですのでお仕事柄パソコンばかり見ているというのは近業だと言うばかりでなく「脳(頭)の疲れ」に発展してしまうのかも。
疲れをとる、予防するには動いているものを見るのがいいと言うのですが、仕事中のほんの一時、または本を読んだりしているときのちょっとした合間に目を上げて外を見るだけでも違うと思います。雨が降ってたら雨粒を目で追いかけるとか、雪が降ってたら雪を追いかけるとか(明日はそうなりそうですけどーーー)
動いているものを目で追いかけるのは目の筋肉の衰え予防にもなるそうですので、この記事を読み終わったら一緒にやってみませんか?