murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

青い光線は網膜にどう影響するか

今朝の「カラダのキモチ」http://hicbc.com/tv/karada/ で視界のトラブルと題して目の病気がいくつか挙げられていたけれど、その中でも「加齢黄斑変性」については要点をずばりとまとめたいい紹介をしてくれていたと思う。店でもここ2年ほどの間にこの病気について聞かれることが多くなったし、お客様の中でもこの病気のせいで視力が低下し、メガネをかけても効果が上がらないという方が何人かいらっしゃるようになった。中には秋口になって春に作ったばかりのメガネをかけて見え方がおかしいと来店されて、視力そのものの出方はたいして変化がなかったのに乱視表を見てもらうと歪んで見える、という状況が変わらなくて念のためにといってもらった眼科で「黄斑変性」の初期段階だ、とわかった方もいる。自覚として見え方がおかしいというところまでくると実はもう症状はかなり進行しているというのも怖い話で、それは網膜には痛覚がないからなんだけれどそれもきっちり番組内で説明していた。目の場合何かしら異常が出てもほとんどが痛くもかゆくもならないから、自分で定期的に調べて行ってちょっとでもおかしいなと思ったら専門医に見てもらうのが一番なんだけれど、目のことで医者にまで行くのは面倒と思う人が驚くほど多くてそのおかげかメガネ屋に先に来て何とかならないか、といわれるんだろうなとは思う。思うけど、何とかならない場合も多かったりするんだなぁ・・・
黄斑変性に関してはいろんなサイトがあって、代表的なのが
「加齢黄斑ドットコム」http://www.kareiouhan.com/index.html
「AMDアライアンスインターナショナル」http://amdalliance.jp/information/adjustingtovisionloss/inthekitchen.php
このほか症状から術式にまで話が及んでる
「読み書きが出来なくなる加齢黄斑変性」http://www.j-health.jp/egao/kenkou_kyositsu/194/index.html
は気になる人は読んでおいたほうが良さそう。これは「心と体の健康相談」というので日本大学医学部眼科教授 湯澤美都子先生が講演された内容をまとめたものだそうだけれど、文章の一つずつが短くまとまっているのでとても読みやすいしなにより納得できる。店にいらしたお客様でいろんな検査をしたけれどいったいなにをされているのかわからないうちに話が進んですごく不安だった、と言う方がいらっしゃったけれど、この先生の話では検査に関しては視力検査のところから話が書かれているので想像しやすいと思う。
また13番目に「太陽光の青い光線が加齢黄斑変性に」と言う項目があるのだけれど、これは「カラダのキモチ」でも紹介されていて「太陽の光の中にある青い光線は、目に当たると網膜の奥の組織に活性酸素を増加させて細胞をキズつける=黄斑変性になりやすくなる」というもの。この青い光線は太陽光のほか人工の光の中にも存在し、パソコンやテレビゲームなどの画面からも出ているので仕事で長時間パソコン画面を見ている人は紫外線よけのはいったメガネ(たとえ素通しでも紫外線よけがあるとないとでは全然違うのです)や紫外線よけにプラスして青い色を吸収する黄色やオレンジ色の「オフィスカラーレンズ」を使うとだいぶ影響度が違うし、食べ物ではルテインの多く含まれているものを摂るようにしたほうがいい。ルテインは緑黄色野菜や目にいいとされるブルーベリーに含まれるカロテノイドの一種で、これは身体で作ることの出来ないもの。このルテインは水晶体や黄斑部にも存在する成分なので、太陽光によるダメージから目を守るためにも毎日摂っていきたいものです。