murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

メガネ屋でのサービスを考える

昨日、ツイッターで私に「メガネ屋さんですね」と話しかけてくれた人からショッピングモールなどでメガネ洗浄無料サービスとなっているのをむしろ有料にして欲しい、というコメントを頂いた。そこの店で作ったものでないのならそのほうが頼みやすい、とのことでこれはこれで納得できるのだけれど、店としてはメガネの洗浄でお金を取るよりも無料でサービスしてウインドウショッピングだけでもいいから店の中に入ってきてもらいたい、と言う思惑は少なからずあると思う。ウチの店みたいに自動ドアの中まで入ってこないといけない場合は洗浄なり何なりで預かる以前にお客様の方には「ここにお願いしよう」と言う気持ちが働いてると思うのだけれど、ショッピングモールなんかだとふと見ていいなと思っても歩いて行ってしまえばそれまでだと思うので、そこで視覚に訴える意味でも「無料サービス」と銘打つのじゃないかなぁと思ったりする。また、なかにはセルフサービスのところもあるのでそれもお客様に対して負担に思われないような工夫と考えているとも思う。
洗浄だけではなくてネジ抜きや型直し、それ以上にチタンロー付けもサービスで行っているというコメントも頂いた。サービスというのだから無料で行っているということなんだろうけれど、これも「サービス」をどこまでと捉えるのかという考え方の違いだと思う。ウチの店ではさすがにロー付けはサービスで行えない、というかロー離れの修理はすべてメーカー送りにしているのでどうしても工賃分以上の金額はかかってくる。
よくブログを読ませていただいてるメガネ屋さんは、自店の技術に対しての代価だから型直しに対しても代金がかかるのは当然、と宣言している。けれど代金を頂くからには納得できるまでどこまでも付き合うという。これも「サービス」の考え方の一つだと思う。
なんでもタダで出来るのが「サービス」ではないと思うし、サービスだからタダでいいとは思わない。でも「タダ」ではないだけの意味と価値がないとお客様は納得しないだろうしこの店でいい、と選んでもいただけない。
ツイッター上でのほんのちょっとの会話だったけれど、いろんなことを考えた会話でした。


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