murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

目を洗うか洗わないか

今週はじめに「目薬をパチパチしてさすのは逆効果」というテレビでのコメントやWEB新聞の記事にでて、目薬の正しい使い方が一斉に公表されたのだけれど、この時期目薬を使う機会がとっても多いのでなるほどと思いつつも自分は間違った差し方をしていたなぁ・・・とちょっと愕然となってしまった。目をぱちぱちさせるほうがなんとなく目全体にいきわたる気がしていたのだけれど、そういえば眼科で目薬を差してもらうときは上を向いているところに薬が落ちてきて、目頭を水分を含んだ脱脂綿で押さえつけられるものなぁ、と思い返しもした。まぁ正しい使い方はこうだ、と教えてもらったので今後は注意していこう。
ところで、花粉症のために眼科に行くと治療のために目薬を差す前に必ず目を洗ってもらうのだけれどあれがとっても気持ちがよくて、なんだかそれだけで気分もすっきりするように思うのだけどその「目を洗う」という行為は実はよしたほうがいい、という眼科の先生もいらっしゃるのです。
目の一番外に出ている部分、黒目のところですね、その表面は涙液で覆われていてその涙液はまぶた側から油の層、水分の層、ムチンの層と何層かの絶妙な構造になって目そのものを保護しています。この層の中には外から入ってくる細菌を排除する物質が含まれているので通常なら涙がそれを洗い流してくれます。
しかし、目を洗うと一時的にこの大切な層そのものが洗い流されてしまうので、角膜がむき出しになるのですね。するとまばたきするだけで傷つきやすくなるし、細菌だって入ってきてしまいます。
ゴミが入ったり、海やプールで過剰に細菌と接する機会に恵まれたと考えられるときに目を洗うのは有効と考えられるけれど、頻繁に目を洗うのはあまりよろしくない、というのです。
これもなるほど〜、です。でも目を洗うのも気持ちいいんだよね(笑)たとえば毎日頻繁なんてのじゃなく、これから目薬差すんだよって言うときに洗うといいのかもですね。