murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

自分に合ったフレームを選ぶ

メガネを作る場合に重要なのは「1.自分の目的(遠用または近用など)に合った適正な度数であること」ですが、「2.気に入ったフレームであること」も重要なポイントだと思うんですね。またそれが目的にあった度数のレンズを入れるのに最適であるか、自分の顔の大きさや目と目の間隔にあっているのか、大きすぎないかまた小さすぎないか、デザインばかりでなく度数と顔の形を合わせて判断していく必要があると思います。
以前は遠近両用レンズには出来るだけ大きなフレームを選んだほうが良い、とされていたときも有りましたが、それは考えるに遠近両用レンズの設計自体が今ほど快適な方向に発達しておらず、横揺れや視線の移動時にゆがみの生じることが多かったせいだろうと思います。その揺れ・ゆがみを出来るだけ少なくさせるには累進帯といって遠く用のポイントから近く用のポイント間での長さを出来るだけ長く取り、一つのレンズ内で遠くを見る場所の占める割合を多くしておいて違和感を少なくするといった方法をとるために遠用・近用両方の度数ポイントを入れ込むために上下幅は大きいほうがいい=大きなフレームの方がいいとなったためだろうと考えるんですね。しかし今ではレンズ自体の設計がこの「揺れ・ゆがみ」をどこまで軽減するか、より自然な見え方になるようにと各メーカーがこぞって開発してきたおかげで、はじめてでもすんなり使いこなせる遠近両用レンズが出来ていますし、フレームの上下幅も30ミリあれば十分入れ込むことが出来ます。上下幅の狭いレンズに遠近両用レンズを入れて作ることの一番のメリットとして、私は「目の回旋が少なくて済む」ことだと考えています。目を上下左右にぐるぐると動かさなくても自然な動きで見たいところにピントが合う、アゴを思い切り突き出さなくても手元に焦点が合うようになる、より自然な目の動かし方で見たいところが見えるのが、最新の遠近両用レンズと最近流行の小さめメガネフレームのコンビだと思うんです。
また、近視の場合は中心厚がだいたい1ミリ設定となっているしレンズの内側に向かって薄くなっているのでフレーム自体が小さめの物を使うと出来上がりのレンズの厚さも薄く出来上がるわけですが、遠視の場合は外径指定という加工をすることでかなり薄く仕上げることが出来ます。度が強くて厚みが気になるという方はぜひ小さめのフレームを試してみていただきたいなと思います。
でもどんなフレームが似合うのかわかんない、ってのが本音ですよね。私も先日新しく遠近両用でメガネを作ったときに、店のディスプレイ台にに並んでるフレームで「これは!」と思うものを片っ端から掛けていってスタッフに見てもらって決めたと言ういきさつがあります(汗)結局一番最初にこれにしようと思った枠になったんですが、自分の顔にはどんな形の枠が合うのか、客観的にみてみたいものです。そこで参考にしていただくためのツールが、メガネのメーカーさんである「セイコー」と「シャルマン」のHPにあるんです。
セイコー メガネフォルム選び体験」 http://www.kaiteki-eye.jp/images/column/meganeform/form_w.html
眉毛の形とフェイスラインを基にしてメガネフォルム(玉型)を選ぶツール。玉型は基本的な形で出てくるのでこれを参考にお洒落な枠を探すのがベストだと思います。女性用男性用の2種類あり。
「シャルマン EROS ザ・タイプ・オブ・ザ・フェイス」 http://www.eros-eyewear.jp/products/index.html
シャルマンの男性用フレーム「EROS」特設サイト内にある顔の特徴からメガネフォルムを選ぶツール。「小顔に見せたい」「シャープ感が欲しい」など、6つのパターンから「EROS」のフレームだったらこれがオススメというのを提案してくれる。意外に女性でも使えるパターンがあります。
顔に対して大きすぎても小さすぎても目立つのがメガネフレーム。メガネ屋に行ったらどんどん顔に掛けてみてどんな「自分の顔」を作りたいのかぜひ試して見てください。





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