murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

「こんなに曲がってるのよ」とやって見せないで〜

メガネフレームの変形直しなんですが。
たとえばドアにぶつかって、または顔にかけたまま寝ちゃって、人とぶつかってとかボールがぶつかってとか、手元に置いていたら自分でつぶしてしまって、足で踏んじゃって、ケースに入れないでポケットに入れてまたはバッグに入れて、などの原因によってメガネを曲げてしまうというのは全てありえることなんですが、そうやって曲がってしまったメガネを元のとおりまたは元の状態に近くなるようにして顔に掛けられるようにするのが私の仕事の一つではあるんですけど、その曲がっているということを教えてくれるために「こんなに曲がってしまったんです」とわざわざ顔にかかっている状態で無理矢理メガネを曲げないでください!!!
曲がってるのは見させていただければわかるから!<ワタクシそれが仕事だし〜
余計変形するじゃんか!<「広がってる」なんて言ってにょーんとか広げないで〜〜〜
亀裂だったところが折れることもあるんだってば!<亀裂は店頭修理では無理だからどっちもメーカー修理だけど(汗)
そりゃ、元通りにはしたいし出来ればすぐに掛けて帰ることが出来るようにしてあげたいし、日数もお金もかかるメーカー修理にしなくてもよさそうな状態のは何とかしたいんです。ウチの店で販売したものならなおさら、できるだけ不便は掛けたくない。でも一回曲がった場所っていうのは強度が落ちてるし、曲がり癖がついてしまってる場合もあるんで大して力入れてないのにすぐに曲がるなんてこともあるんですよ。
なかにはおっかなびっくり手を出して、次に同じところに変に力が加わったら確実に折れる、と思う場合でも「すぐに何とかして」というご希望に添えないといけないなんてときもあります。さすがにそういった状態のときには格好はどうにかなってもすぐに変形するとか本当はメーカー修理が必要だと思うとか、自分が直してて感じたことをお渡し時にお話しますが、その矢先に「こんなに曲がってたのにね」とぐにょーんと曲がってたときにどんな風に顔にかかってたかってのをやって見せてくださると「ちょっと待ってくれーーーーー」と押さえて止めたくなりますよ(あせあせ)だってまた曲がっちゃうかだもん!
そんなことしないよーと思う方はいらっしゃると思うんだけど、これが結構多いんです。
ホント、メガネが曲がってしまったらとにかく「自分で直そうとしないで」メガネ屋に持ってきてください。中にはメガネの型直しをまともにしてくれないお店があったりもしますが、自店で販売したメガネなら大概のところが何とかしてくれるはずです(直しがうまい下手はわかりませんが)で、これが大事な点、「こんなに曲がってるんです」と実演しないでください!わー余計に変形するって、見せられてるこっちが焦るし。
一番いいのはなんでもない状態のときに定期的にメンテナンスさせてもらうことです。ご自分では「普通」に使ってると思ってても、顔にかけたままセーターを脱いでたりすると少しずつ微妙に形が曲がってきます。片手で外してると、片方だけ広がります。メガネがずり下がるといって鼻当ての真ん中を指で押さえて上げてると、結局鼻のクリングスがどんどん広がってもっとずり落ちます。定期的に洗浄に持ってきてもらうと、そういった癖がわかるんでどうやって取り扱っていただきたいかをお話しすることができます(小言みたいですけどね/汗)





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