murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

ニュータイプな補聴器

シーメンス補聴器から全く新しい発想の補聴器「バイブ(Vibe)」が発売になりました。これは「堂々と見せる補聴器」と言うコンセプトで、耳の後ろには何もない、また耳の中に入れるわけでもない、「耳のくぼみ」に本体をおさめる形の補聴器。全部で17色ある本体カバーは使う方の好みで自由に変えられます。ベーシックなベージュ・スノーホワイト・ライトピンクなどの単色カラーから市松模様や花柄など選ぶのが楽しくなるラインナップです。また小さくても機能は十分、軽度難聴に適応している8チャンネル仕様で、いやなハウリングをブロックする「ハウリングブロッカー」、突発的な雑音を検知し抑制する「サウンドスムージング」、環境認識とハウリングキャンセラーを処理するシステムに加え雑音を抑えるだけでなく雑音の中に埋もれてしまう小さな声を拾い上げる「スピーチ&ノイズマネージメント」、大きな音は聞きやすく小さな音は明瞭に聞こえるように自動的に音量調整する「FDRCノンリニア増幅」という4つの機能を搭載。レシーバーを直接耳に入れるRICタイプ耳栓で音量感も満足でき、シンプルボタンで調整も簡単、なにより集音マイクが耳介の中にあるので自分の耳で音を集めて聞いているのと同じ感覚で音をとらえることができます。(機能説明:シーメンス補聴器2009年2月カタログより)

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一瞬どこに補聴器があるのかわかんないんですが・・・・・

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なんと、耳穴の上、耳たぶの中でも一番外側のくぼみから一つ内側のきゅっとすぼまったくぼみにすっぽり入っています!

シーメンス補聴器 http://www.siemens-hi.co.jp/index.php のオープニング映像が現在はこの「バイブ」やカラーリングパターンが増えた「ニューライフ」です。

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実際はこんな形。今度出張してくる時に持ってこれるかなぁと営業さんが言ってましたが、営業用サンプルがまだ出来てないということでホンモノはまだ見てないんです。
価格は158,000円、両耳価格は284,400円。このデジタルでしかも8チャンネルの補聴器はただ音を大きくさせて耳に入れているという集音器とはわけが違います。いうなれば部屋の中に8本マイクを立てて、要る音と要らない音を区別して一番聞こえやすい状態で耳まで届けるという機能を持っているので、今まで聞こえにくかった音や声がより鮮明に、聞きたいイメージどおりに聞くことが出来ます。今回のシーメンスの新商品ラインナップでは、聞こえの程度によって軽度から叫び声の聞こえない重度難聴の方まで、幅広くカバーできる補聴器が出来上がりましたので、まずは試聴して自分の好みにあった商品を探していただければと思います。ホント最近の補聴器は性能がいいですよ!自然な聞こえって言うのはそのとおりで、聴力はまだ問題なしといわれた私が使ってみても違和感なく普通に聞こえます。これはすごいですよ!

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ところで、難聴と言うのはいったいどういうことなのか、ですが上の耳の断面図にあるとおり、そのタイプは3つに分かれます。
伝音難聴・・・中耳炎や鼓膜の損傷・病気等で外耳か中耳のどこか、または音を伝える部分に何らかの障害があるために聞こえが悪くなるタイプ。
感音難聴・・・内耳以降の感音部、「音を感じる」部分に何らかの障害があるために聞こえが悪くなるタイプ。代表的なのが加齢が原因によるものですが、他にも薬物や長時間騒音下にいることが多い職業だった場合や爆音を聞くなどした影響も挙げられます。たんに聞こえが悪くなるばかりでなく、音がひずむ・言葉の聞き取りが悪いなどが起こります。
混合性難聴・・上記の2つが同時に起こるタイプ。
音に対する感度が低くなっている場合、ただ音を大きくするだけでは言葉が聞き取れない、うるさく感じるだけ、といった状況になってしまう場合があります。そうなるとせっかく用意した補聴器も「使えない」といってそれ以降聞こうとすること自体諦めてしまう方も中にはいらっしゃいます。今よりももっと聞こえやすい、使いやすい補聴器があるのかどうか、試してみるだけでもいいと思いますよ。




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