murasehisariの写真屋さん日記

学校アルバムの仕事をメインに街の写真屋さんでお仕事してるmurasehisariの日々是徒然日記です

補聴器の乾燥

8月になりました。ここ柏崎では朝から雨が降ったりいきなり晴れたり、また雨が降ったりと忙しい天気になっていますが、さほど気温が上がらないのに蒸し暑いという感じでいます。こういうときの方が身体がジメジメする感じがしますが、耳の中もやっぱりジメジメする傾向にあるようです。
補聴器はこのジメジメする感じが大敵でして、冬場の結露もそうですが夏場の汗もこまめに乾燥していないと音の出の悪さにつながることがあります。
補聴器を購入するとウチの店では乾燥ケースをつけているんですが、例えばそれがなくても市販の乾燥剤や海苔を買ったら入っている乾燥剤で十分なので、蓋の付いた密閉できる容器に乾燥剤をいれ、直接補聴器が乾燥剤に触れないようにスポンジや網などを置いて、かならず電池を抜いて一晩入れておくといいです。特に汗で全体が湿った感じになっているときはティッシュで軽く拭いてからいれたほうがいいですが、そうで無い時は一晩乾燥してから専用のブラシで全体を軽く擦るようにして汚れを落とします。乾いていない汚れは音を出すのに必要な部分に塞いでしまう可能性があるので、汚れを擦り落とすのは乾いてからの方がいいですね。
しかし、機械の中までしっかり乾燥させようとなると、この乾燥ケースでは力が足りないこともあるわけです。このところ自宅で乾燥ケースを使って毎日メンテナンスをしているのになんだか音の聞こえが悪い、と言う方が増えてきましたが、機械による強力な除菌と乾燥を行うと聞こえが回復することが多々あります。たぶんですが、これは機械内部の湿気が接点不良を引き起こしているからじゃないかなと思うんですね。機械を使ってだいたい20分くらいで済む(乾燥は長く入れててもいいんですが、店頭でお待ちになっていらっしゃる方にはこのくらいで終わらせてます。預けてくださる場合やかなり汚れてる場合にが1時間以上時間を頂くこともあります)ので週に一回くらいの割合で利用してくださる方が増えてきました。メンテナンスをお願いするのは気が引けるという方もいるんですけど、それをしないで故障すると余計にお金もかかるし、かなり汚れてからだと手も時間もかかるんで、店頭メンテナンスは気軽に利用してもらいたいと思いますね。
超小型の耳掛け式補聴器がメインになってきてからはこのメンテナンスも本体とチューブを分けて、耳の中に入るチューブ又は耳栓部分は水で洗浄できるようになったのでさっぱり感もでます。洗ったあとは気持ちいいそうですよ〜(笑)