鼻に跡がついていや！という方にはもってこいのフレーム

これには意表を突かれました。

鼻パットがないんです。ていうか、箱足がないんで、ブリッジが宙に浮くんです。

テンプルの横についているシリコンパッドでこめかみのところを押さえることで、メガネを固定することが出来るんですが、そのシリコンパッドの位置はスライド式になっていてネジを緩めることで自由に変えることが出来ます。またテンプルとヨロイのつくりは従来のフレームと同じなので、ヨロイの角度を変えることでフィット感を調整することが出来ます。
で、実際に顔にかけてみたんですが・・・・・なんといったらいいのか、ブリッジに鼻当てがあってそこでメガネが載っているという感覚に慣れている所為か、メガネがあるのに当たってる感覚のないのが不思議で安定感はありません（言い切ってしまった／笑)こめかみで押さえているのに違和感はないんですが、フレームの変形が起こってテンプル幅が広がったらスカスカになっちゃって困るよなぁ・・・とちょっと心配になりましたね。
女性用は印象として年齢層は５０歳代から上の方向けといったデザインですが、男性用のは２０〜３０歳代にもオススメできそうなテンプルデザインのものがありました。

もう一回り小さくして赤やオレンジで作れば女性も掛けられるのにね。
鼻のところに跡がつくのがいや、というのは女性の方から今までに何度も聞いてきたクレームの一つです。せっかく綺麗にメイクしてもメガネをかけると台無し、と思うことは少なからずあると思います。軽いメガネにする、鼻パッドを出来るだけ小さくする、といった方法で対応してきたのがせいぜいでしたが、まさにこのフレームはそういった悩みやクレームに対してのとても画期的な回答になるものだなぁ、と本当に思ったんですが・・・・・
話題性はあるけれど価格に見合う(３万円台です)ものなのか、長く使っていただけるフレームなのか、と悩んで結局仕入れはしませんでした。うーん、私にはまだまだ冒険心もチャレンジ精神も足りないようです。